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Fラン大学のオープンキャンパスに行った時の残念な思い出

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東洋経済オンラインで「教育困難校」に続き、「教育困難大学」の記事も話題みたいです。

この記事を見て「そういえば、偏差値40くらいのFラン大学のオープンキャンパスに行ったっけなぁ…」ということを思い出しました。

現役時代、オープンキャンパスは確か明治・法政・駒澤にも行ったんだけど、それらの大学に比べると全てがひどくて、思い返すと笑ってしまいます。

どんなオープンキャンパスだったの?っていうのを、せっかくなんで振り返りましょう。

 

案内スタッフが案内できてない

僕がオープンキャンパスに行ったFラン大学のキャンパスは、東京の都心近くに位置する小さな施設でした。

雰囲気も規模もまるで高校のよう。気軽に歩いてキャンパス全体を見尽くせるくらいの規模です。

そのキャンパス内を現役の大学生が先導して案内・紹介してくれるのですが、これが全然ガイドできてなかったんですよ。笑

 

まず、案内ルートを覚えていない。「あれ、どこ行くんだっけ?」「〇〇教室ってどこだろう?」とか、案内の最中に連発。

結局、しどろもどろになりながらキャンパス内の色んな施設を案内してもらったものの、施設の詳しい説明とかも特になし。見てもらうだけ。

学校のことは全然分からないし、学生もそもそも学校のこと良くわかってない感満載です。

…っていうか、事前に案内きちんとできるようにしなさいよ。学生にも職員にも全くやる気が見られませんでした。

 

学部や講義の説明、模擬授業など一切なし

普通の大学のオープンキャンパスだと、模擬授業や学部、講義の説明などが必ず何かしら盛り込まれているはずです。

法政のオープンキャンパスでは、経営学部の模擬授業としてマーケティングの基礎論を聴講したのを覚えています。確かマクドナルドの話をしてた。

 

しかし、僕が行ったFラン大学ではそういうプログラムは一切ありませんでした。

シラバスの配布とかもないし、あるのは大学案内のパンフレットだけ。学生からも学部や講義についての話は何もありませんでした。

正直、学部の話とか講義の話とかってどうでもいい感は確かにあるんですけど、大学としてその情報を提供しないってどうよ。

 

サークルの勧誘や紹介すらもなかった

そうそう。模擬授業とかの話も無ければ、サークル活動の紹介とかも一切ありませんでした。

大学一番の魅力はサークル活動じゃないか?と僕は思っているので、オープンキャンパスでサークルの紹介をしないのはありえへんやつ。

 

何と言うか、Fラン大学はすごくシーンとしてて、アカデミックな感じもなければサークルや部活動に力を入れている感じもない。

本当に高校の校舎みたいな雰囲気のキャンパスで、照明も雰囲気も暗く、全体的に無気力な感じが漂って仕方ありませんでした。

無気力感は僕が通ってた底辺高校と同じものがありましたが、高校は動物園状態で賑やかだったのでまだ人間味(野性?)があったわ。

 

学生と見学者との質問会が超グダグダ

そうそう。適当にキャンパスをぐるっと案内された後、空き教室に招かれて、そこで案内してくれた学生を囲んで質問会がありました。

パイプイスに座って、ちょっとしたお菓子とお茶を出されながら、学生に質問ができる機会なんですが。

 

学生「えっと…何か質問ってあります?」

僕ら「いや、特にないっす」

学生「…あー」

 

糸冬

 

オープンキャンパスで大学のダメ度が分かる

そんな感じで非常にお粗末なFラン大学のオープンキャンパスでした。

一緒に行った友人と苦笑いしつつ、大学近くの後楽園あたりをブラブラしてから帰りましたとさ。

 

なんつーか、オープンキャンパスに行くだけで大学の底って知れますね…。

職員も学生も全然やる気がないし、学校に対する愛着も無いなーというのがすごく分かりました。

そりゃあ偏差値40程度の大学じゃ、勉強もせず適当に入るだけなので愛着も湧かないし、無気力な人間ばっかにはなるでしょうけどね。

こんな大学が存在して、国から研究費を貰って、学生に大卒の称号を与えるのはひどい。研究費打ち切ってくれと常々思います。

スポーツにお金をかけている名門校でもないし…。

 

僕はその大学含めて4校(明治、法政、駒澤、Fラン)オープンキャンパスに行ったのですが、偏差値とオープンキャンパスの質も比例しているように感じました。

やっぱり明治と法政のオープンキャンパスは学校も学生も気合入ってて楽しかったし、雰囲気が明るくて「これぞ大学!」って感じで興奮したのを覚えてます。

駒澤は友人の付き添いだったのであまり覚えていませんが…。少なくとも悪いイメージを抱くことはなかったですね。

 

Fラン大学が乱立していることもあり、大手企業に就職する=成功という構図が崩壊したこともあり、もはや大卒そのものに価値はありません。

その中でも大学に行くのであれば、やっぱり質の高い学生や職員、教授陣が集まる偏差値の高い大学が望ましいですよね。

 

偏差値が高い=努力できる、志が高い人が多い、という構図は間違いなくあると思います。

名声とか就職に有利とかって理由も無いことはないでしょうが、偏差値の高い大学に入学するメリットはそこですね。

Fラン大学で無気力な環境にもまれるか、良い大学で切磋琢磨しながら楽しむか。どっちが良いか、僕の意見は明確です。きっとあなたも。

 

 

じゃあの。

 

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