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「子供が勉強しない」最大の理由と、それを解決する方法を説明する

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こんにちは、すずきです。

 

「子供が全然勉強をしない!」と嘆く親御さんは多いですよね。

特に受験を控えているのに全然机に向かおうとしない子を抱えていたら大変です。

僕もかつては「勉強をしない子供」だったから分かるのですが、そういう子供は、ある大きな理由を抱えているのです。

これは親御さんと学校教育どちらにも問題がある話なのですが…

 

この記事では「子供が勉強をしない理由」についてと、その対策の仕方について記載していきます。

高校3年生で大学受験を始めるまで、偏差値30台で人生もくすぶっていた自分自身のリアルな経験も交えてお話します。

実際にあなたが「子供が勉強しなくて…」とお悩みを持つ親御さんであれば、特に最後までご一読ください。

 

【もくじ】

 

子供が勉強しない最大の理由とは

ズバリ、いくら「勉強しなさい!」と言っても勉強しようとしない子供が抱える最大の問題とは、「なぜ勉強すべきなのかが分からない」と言う事です。

子供は「なぜ勉強するのか」を自分で理解して納得できなければ、自ら熱心に勉強机に向かうことはまずあり得ません。

僕が今まで生きて来た中で見ると、「勉強すべき理由を納得させる必要性」を分かっていない親御さんは多いのではと思います(少なくとも僕の家庭はそうでした)。

 

なので、一旦「なぜ勉強すべき理由が分からないと勉強できないのか」という事について、大人の自分達の身にも当てはめながら考えていきます。

 

好きじゃない事には自発的にならない

当然ですが、自分が好きでもない事は自ら積極的にやろうとする人はいません。

これは子供の勉強でも、上司に押し付けられた無駄な雑用仕事でも同じです。

「この資料、用意して意味あるのか?」的な資料のコピーを大量に依頼されたら、そこに意欲なんて燃えませんよね。

部屋の掃除とか、冬場の洗濯とかも同様で、これらは「頼まれたり、やらないと困るからやる」というだけで、そうでなければわざわざやりたいとは思いませんよね。

人は「苦しい、つらい」と思うことを避けたい性質があるので。

 

人に強制されると反発したくなる

程度の差こそあれ、これは万人に共通の本能。

自分が納得できない事を強制されると、「嫌です」って反発したくなりますよね。

自分の嫌いな人やナメてかかっている人に言われたら特に。

人間の脳はあくまでも「自分の意思で決めたこと」に対してはやる気が出るのですが、強制的にやらされる物事に対しては、なかなかやる気が出ない仕組みになっているのです。

 

楽しいことに時間を使いたい

どんな人だって、苦しいことや無駄なことに時間を使いたいと思う人はいません。

周りに楽しいことがあれば、誰だってそっちの方になびいてしまいます。

子供が宿題を机に置いたままゲームばっかりするのは、この性質が原因です。

大人になったって、仕事が終わったら早く帰って一杯やったり、趣味を楽しみたいって思うじゃないですか。

 

上記3つの理由を考えてみると、「なぜ勉強すべき理由が分からないと勉強できないのか」が分かってくると思います。

あなた自身と照らし合わせてみて、子供が勉強に対してどんな心境になるのか、考えてみると良いかと思います。

 

どうすれば子供は勉強するようになるか

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さて、以上を踏まえると、「子供が勉強するようになるには、どうすれば良いか?」という事の答えが出てきます。

要は「勉強をするべき理由を伝えて納得させる」ことが必要なんです。

 

その「勉強すべき理由」と言うのは人それぞれ意見が異なってくると思うので、もしあなたが子供に「勉強すべき理由」を伝えなくてはと思うのであれば、自分なりにしっかりと答えを考える必要があります。

あなたが「勉強して良かった」とか「勉強しとけば良かった」と考えた時の気持ちを思い出して、その理由を子供に分かりやすく伝えて納得させれば良いんです。

 

勉強すべき理由の具体的な伝え方について

とは言っても、子供が納得できるように伝えるって、多分かなり難しいことだと思うんです。

なので、「具体的に何をどう伝えるか」という部分も、きちんと考えておかなければならない問題だと思います。

僕であれば、以下のような伝え方を検討し、自分の子供にアプローチをするんじゃないかなと考えています。

 

自分の成功・失敗体験を伝える

これは上でも書いている、「勉強して良かった」とか「勉強しとけば良かった」と考えた時の気持ちのことです。

「勉強は確かに辛いけど、頑張ってやったから良い大学に入れて、給料の良い仕事に就けて、お前にも母さんにもそれなりの暮らしをさせられるようになった」

「英語は苦手だって避けてたけど、英語を読める人とか、ましてや喋れる人は周りからの扱いが上がってるし、勉強しておけば良かったと思ってる」

…という感じです。

 

とは言えど、これだけでは子供への説明は不十分だと思っています。

なぜかと言うと、実際に子供は体験をしていないので、良く分からない部分がほとんどだからです。

その他の伝え方とも併用して、子供に納得してもらうべきでしょうね。

 

身近にいる成功者と失敗した人に触れる

要は、自分の成功・失敗体験でなく、「他人の成功・失敗」に直接触れてもらうことで、より理解を深めてもらおうという事です。

家庭と仕事を両立して、経済的にも精神的にも豊かな暮らしをしている知人がいたら、子供を連れてその人に会いに行ければベストじゃないかと。

あるいは、不幸オーラ出しまくってたり、傍から見てあまり関わりたくないような人が身近にいたら、その人を直に見せて、失敗談を引き合いに出す…とか。

こうすることで、自ら人生経験を積んでいない子供でも「自分が将来どうなるのか」というのを連想しやすくなるはずです。

 

絵本やアニメなどの物語を見せながら伝える

実は結構、子供がよく見る絵本やアニメって「努力して成功しました!」って成功話のものが多いんですよね。

アニメだったら、僕世代だとスラムダンクとか、最近は弱虫ペダルとか。

辛いことでも努力して成功することで、人として成長できるとか、お金や恋人が手に入るとか、そういう分かりやすい結果が見えてくるはずです。

あとは、アリとキリギリスとか。コツコツ頑張れば後で楽ができるけど、ずっと楽ばっかしてたら社会的に死ぬよ、的な。

 

などなど、例えばこれらの伝え方でもって、継続的に「勉強する意義」を子供に伝えていく。

そして、子供には決して「勉強しろ!」と強制はしない。

あくまでも、子供が自発的に勉強するための納得感を身に着けてもらう必要があるのだと僕は考えています。

 

僕が考える「勉強すべき理由」について

以下は私情ですが、僕なりの「勉強すべき理由」を述べていきます。

これらは、実際に高校3年生になるまで一切勉強らしい勉強をしてこなかった僕が、大学受験を控えて猛勉強するようになった時に気付いたものです。

結構ドロドロしたものもありますが、こういった側面でも、子供に伝えていけるメッセージがあるのではないでしょうか。

 

「人並み以上の人生」が手に入る

僕は高校3年生で大学受験を本気で志すまで、小学校・中学校・高校とまともに勉強をしたことがありませんでした。

それゆえに、高校は倍率割れの底辺高に入学し、ヤンキーとギャルばっかりの動物園で辛い思いをする羽目になってしまいました。

【関連記事:「教育困難校」が話題だったので、偏差値38の我が母校を振り返ってみた。

 

学校のヤンキー達はみんな無気力で、とりあえず仲の良い友達とつるんで、授業中も放課後も関係なくガヤガヤ騒いでいました。

彼らは人生に特に目標も無いので、とりあえずバイトしてバイクを買ったり、彼女を作って遊びまくったり(羨ましかった笑)しながら、何となく地元の飲食店や工場、現場に就職する。

そういう彼らの家庭は崩壊している所が多いらしく、片親である割合もかなり高いし、「家に帰りたくないから夜遊びしてる」と言う生徒も多かったです。

 

僕からすると、どう考えても彼らは人並み以上の人生を歩んでいるとは思えなかった。

親からは色んな事を教えてもらえず、中には愛さえ貰えず、自分を認めてつるんでくれる仲間だけを頼りに外へと飛び出していく。

でも、心の中の怒りや劣等感が拭いきれず、マナー違反やケンカをすることで人に注目され、孤独感をごまかそうとしている…

 

うがった見方だったのかも知れませんが、僕には彼らがそういう不幸な人生を歩んでいると思っていたのです。

そして、そんな彼らと僕はちっとも変わらなかった。

ヤンキーとヒッキー気味な人間性の違いだけで、心に溜まる劣等感や孤独感は到底否定できませんでした。

 

僕はそんな自分から脱したい、という想いを持って、成功体験を積んで劣等感を解消し、現状の自分と同じような人間がはびこる悪い環境を変えるため、受験勉強に精を出すようになったのです。

「このままじゃ、俺は絶対幸せになれない。一生不幸のままで人生が終わる」

そんな焦燥感に駆られて、他の生徒を半ば見下しながら、必死に机に向かっていました。

 

結果として、僕は現役で名の知れた大学に入学でき、非常に良い環境で大学4年間を過ごすことができました。

真面目でまともな友人ができ、社交性も少しずつ身に付き、人生に張りが出てきた。

その結果、今では毎日幸せで、人並み以上の生活を実現することができたと思っています。

なので、人生のプラスとマイナスの振れ幅を子供に伝える事は、僕としては非常に大事だろうと考えています。

 

やり抜く力が付き、結果を出せる大人になる

勉強は毎日コツコツの積み重ねで、継続は決して簡単な事ではないと思います。

途中で誰しも必ずだらけるし、数学とか、付いていけなくなってしまう単元も出てくる。

だから、それなりに努力しないと、勉強ってのは続けていくことは出来ないものなんです。

 

ですが、それをうまくやり切れば、結果として偏差値が上がり、大学も良い所に入学できる。本質ではありませんが。

最も大きな得られるものは、「勉強をやり抜く力が付けば、他の物事もやり抜く力が付く」ということです。

 

社会人になって働くことになったら、受験勉強程度のコツコツとした努力程度じゃ目覚ましい結果は出せません。

何年も何年も勉強しつつ、実際に粘り強く行動を続けることで、ようやく成果というものは出始めるものです。

だから、勉強をすること、そして継続することは、将来子供が社会に出る上で、大きく役立つ能力を手に入れる糧となるのです。

 

収入もアップしやすくなる

勉強をしていれば良い大学に入りやすくなり、良い大学を出れば良い会社に入りやすくなる。

なので、雇われるにしても、単純に給料の高い会社に入れる可能性が上がる訳です。

また、上記のように「物事をやり抜いて結果を出す力」も身に付くため、成果を出してお金を頂く能力も手に入りやすくなります。

学校の勉強だけでも収入アップに繋がりますが、勉強を努力すれば、大きく稼げる下地も作れる、という事です。

 

世間体が良くなる

勉強して良い大学を出たり、難関資格を持っていたりすると、やはり世間体は良くなります。

周りの人から「凄いねー」と言われるし、人からも信頼を集めやすくなります。

大学や資格で人間を判断すべきではないと思いますが、それでも「この人は努力ができる素晴らしい人だ」という評価は頂く事ができます。

まぁ、「俺東大やで(ドヤァ」なんて自慢したら、鼻っ面にパンチ飛びますけど。。。

 

まとめ

・子供が勉強しないのは、「勉強する意味」を理解・納得していないから

・子供に勉強させる為には、「勉強しろ!」と強制せず、「勉強する意味」を納得させる

・勉強する意味はあなた自身がきちんと考えて答えを出し、子供に伝えるべき

・自分の成功・失敗体験、周りの成功・失敗した人、本やアニメなどを用いながら、継続して子供に勉強する意味を伝えていく

 

以上、僕の実体験に基づく持論をお伝えしました。

僕は学校の授業や勉強そのものが役に立つとは思っていませんが、「きちんと勉強すること」を身に付ける事が、将来人生の大きな役に立つと思っています。

僕にはまだ子供はいませんが、将来子供ができた時は、今回の考えをしっかりと実践し、幸せな人生を送ることができる大人に育て上げたいです。

 

「子供が勉強してくれない…」と悩んでいる親御さんも、ぜひお子さんに勉強する意味について教えてあげて欲しいです。

きっと、子供の人生はより素晴らしい方向に向かって行くのではないかと思うので。

 

 

じゃあの。

 

 

追伸:子供を勉強させる為に読むべき文献

新・「勉強しろ」と言わずに子どもを勉強させる法 | 小林 公夫 |本 | 通販 | Amazon

2009年に刊行されたベストセラー書籍の新版。

この記事よりも細かな「日常のテクニック」が分かりやすく解説されています。

 

子どもを勉強好きにする20の方法 | 西村 創 |本 | 通販 | Amazon

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