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田舎町から、新たな価値を創り出せ。三重県尾鷲市・地域おこし協力隊募集スタート!

尾鷲でまちづくりを仕事にできるチャンスが到来!

こんにちは、すずきです。

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移住促進担当で2名を募集開始

はい、僕が所属するチームで新たに2名を募集します。

何度もこのブログで言っていますが、僕は尾鷲市への移住促進という仕事をしています。

 

「移住促進」と言っても、やる事は実はものすごく多岐に渡ります。

普段行っている業務は空き家バンクの運営や移住体験住宅の整備、Webでの情報発信といった所。

しかし、それはあくまでも施策の一つであり、本質的に移住施策を推進する意味を考えると、氷山の一角でしかありません。

 

と言うのも、「移住=UIJターン」をする人を増やすためには、尾鷲が「暮らしたくない街」を脱却し「暮らしたい街」に変わる必要があります。

それは「街自体のイメージ」ではなく、「移住検討者一人ひとりの尾鷲に対するイメージ」に関してです。

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一皿100円の回転寿司と、一貫1,000円の高級寿司の違いとは?

どうせなら高級な寿司屋で目いっぱい食べてみたいですよねぇ…

こんにちは、すずきです。

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寿司の価値って、一体何だろう

先日、「なるほどな」と思った話があったのでシェアします。

 

寿司屋って、一皿100円の回転寿司もあれば、銀座久兵衛みたいな超高級店もあるじゃないですか。

一方は一貫50円、もう一方は一貫1,000円以上するのだから、20倍以上の価格差です。

 

もちろん一貫の量が断然違うという訳ではない。

むしろ、安い寿司屋の方がやたらネタもシャリもでかい場合もあります。

 

ネタの質はもちろん全然違いますが…

 

いや、それにしても高くない?

ぼったくりなんじゃないの?

 

 

という訳で、今回は寿司を題材に「食べ物の価値」について考えてみます。

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仕事中だろうと、眠い時は寝た方が良いと思うんだが、どうかね

毎日昼過ぎの眠気と戦っています。

こんにちは、すずきです。

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デスクワークは眠くなる。

特に昼下がりの午後とかやばいですよね。

 

僕は中学校の頃から、ひたすら授業で眠くなって爆睡するタチでした。

それは社会人になった今でも変わらず、デスクワーク中にはやはり眠気が襲います。

まぁ、それは僕だけじゃなく、全人類に共通するところかと思いますが。

 

仕事中に眠くなると何が問題かって、効率が究極に下がるんですよね。

頭がボーっとして、思考力も行動力も無くなってしまう。

ただひたすら眠気を我慢しながら、目の前の作業を何とかこなそうという形になってしまいます。

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10/29(土)は東京・恵比寿で「地域仕掛け人市」!地域おこし協力隊や田舎暮らしの為のイベントだよ

今月、休日はもっぱら用事があって記事更新が滞ります。。

こんにちは、すずきです。

地域仕掛け人市 2016.10.29

「地域仕掛け人市」とは?

以下、公式の引用。

いい地域と出会い。そして、人が巡る。

「Uターン」「Iターン」「移住」
「地域活性化」「地域づくり」…
近年、全国各地でこの言葉が多く聞かれ
「移住」や「地域」をテーマにした、イベントも増加傾向にあります。

同様なイベントと『地域仕掛け人市』が 大きく異なる特徴の1つとして”仕掛け人”の存在があります。

仕掛け人を介して、この3年間では 78団体、約2000人の人と地域の出会いがありました。
仕掛け人は、人と人。そして都市と地域を繋ぐ架け橋になっています。

今年度のテーマも“より良い地域との出会いを生み出すこと”
当日は出会いのキッカケとなる、多様なコンテンツをご用意しております。

・厳選された【30ブースを実行委員が選考】
・地域の魅力やおもしろさを語る【テーマ別分科会】
・地域の仕掛け人(担当者)との密度の高い【交流会】…etc。

そして、当日を実りある場にするためにも、 参加者の皆さまには、申込時に参加動機をお書きいただきます。
動機を言語化することで、自らの”想い”を再確認する 機会としてご活用いただければと思います。

 

 はい、という訳で、「地域」「移住」をテーマにした、大規模交流イベントが「地域仕掛け人市」なのです。

厳選された30ブースの中には、地域おこし協力隊や中長期プログラムの募集を行う自治体や、㈱いろどり等の著名なローカルベンチャー等が参加予定です。

 

尾鷲市は、僕達の仲間になる地域おこし協力隊「定住移住コンシェルジュ」の募集にて出展します。

ブースでは、尾鷲の話、協力隊の具体的な話等々、僕と相方の現役協力隊との交流を行っていただける形です。

 

また、ブースとは別に「分科会」というトークセッションイベントも同時に開催されるのですが、地域おこし協力隊の仕事や暮らしを話すセッションで僕も登壇する予定です。

尾鷲の協力隊―僕達の仲間に求める事は何か、必要な事、気を付けるべき事などなど、お伝えできればと思います。

 

田舎で働いてみたい人、まちづくりを仕事にしたい人、地域おこし協力隊になりたい人は、ぜひ地域仕掛け人市に参加してみてください。

そして、尾鷲市に興味がある方は、ぜひ尾鷲のブースや16時からの分科会に来場してもらえればと思います。

 

29日の開場は11時~19時。参加費は1,000円となっています。

以下からWeb決済が可能ですよ。

僕が去年、お客として仕掛け人市に参加した感想

以上、尾鷲市の宣伝でございました。笑

 

僕達2人の協力隊よりも優秀でグレートな仲間がぜひ欲しいのです…

地域に溶け込むコミュ力と、尾鷲を活性化できるビジネス力を持ちつつ、行政や街を引っ張るリーダーシップを持つ方は超理想です。

当然、僕もそうならなければいけないのですが、まだまだ成長が必要かも知れません。

 

 

さて、この地域仕掛け人市ですが、実は去年、僕はこのイベントにお客側で参加していました。

僕の参加した目的は、まさに尾鷲市の話を聞くためでした。

 

元々「地域おこし協力隊になりたい」というのは考えていたのですが、活動のフィールドとして考えていたのは、母の実家がある尾鷲か、東京に近く温泉など環境も良い伊豆のどちらか。

しかし、伊豆の協力隊はミッションや条件など、いまいち自分に合致せず。

そして尾鷲は、調べてみてもなかなか協力隊の募集情報が出て来ませんでした。

 

そうした中で、ふと地域仕掛け人市のイベントを知り、面白そうだと思って要項を読んだら、尾鷲市が参加する予定だったのです。

で、よくよく見てみると、「地域おこし協力隊を募集する」とな…

「これは行くっきゃねぇ!!」という訳で、急きょ参加をしたのでした。

 

 

去年の会場は東京ビッグサイトだったので、練馬に住んでいた僕にはちと遠い。

毎日深夜まで仕事をしている身としては、ちょっと移動はくたびれましたけどね。

(その点、今年は恵比寿なのでめっちゃ行きやすくなって良かったです)

 

ビッグサイトの会場内に入ると、意外にもすごい人だかり。

若くて真面目そうな男女が会場内を所狭しと行き来し、ブースで話を聞いたり、分科会でトークセッションを聞いたり、何かブラブラしてたり…

その迫力に若干気圧されながら、僕は分科会メインで参加する事にしました。

 

分科会で聞いたのは、ローカルベンチャー等のトークセッションを2本くらいと、協力隊募集自治体のセッション。

前者では夢古道おわせの支配人・伊東さんのお話、後者では当時の協力隊担当者(係長)のお話を拝聴。

 

まちづくり&田舎暮らしに興味がある僕としては、やはりどちらも興味津々です。

特に、協力隊担当の方が非常にしっかりとした考えを述べていたので、そこで僕は「尾鷲に行っても大丈夫だな」と思うようになりました。

そして、その分科会終了後は担当者にくっ付いて尾鷲のブースに行き、もう少し話を聞いていた…という感じでした。

その後、協力隊の案内が来て、履歴書を出し、現地で面接し、採用に至ったのです。

 

多分、僕のような例はかなり珍しいと思います。

多くの他の参加者は、特定の団体や応募に興味があるというよりは、「田舎暮らししたい」「田舎で働きたい」とだけ思っている方が多数でしょう。

なので、あちこちの話を聞いて、色々と検討して、将来を考えるというのが、本来の地域仕掛け人市の参加意義かと思います。

 

実際、ローカルベンチャーの話ってとてもタメになるので、聞くだけでも得です。

 

縮小著しい田舎のマーケットの中で、どう利益を出し、かつ地域に貢献するのか?

そんな難しい課題を、実践をもとに話してくれるので、とても貴重ですよね。

まちづくり界隈の大御所企業がドカドカとこのイベントには参加するので、めっちゃ勉強になります。

それで参加費が1,000円というのは、やはり営利を求めていないイベントだからこそ、って感じですね。

 

 

要はこのイベント、実際に話を聞いて(これ超重要)、不安を解消したり、ワクワクしたり、勉強したり出来る機会というわけです。

僕は実際に尾鷲市に話を聞かなければ、協力隊の応募はしなかったかも知れません。

当時のまま、広告代理店で働き続けていた可能性は存分にあります。

 

やっぱり、実際に人と触れ合い、話を聞かなければ、どうにもならない事は多い。

百聞は一見に如かず、はマジです。

 

どれだけ情報をWebで見ていても、その地域に飛び込んで良いかどうかはわかりません。

実際に尾鷲市の担当に会って、もし糞だったら行くのを辞めていますし、「この人は信頼できる」と思ったからこそ、行くのを決めたんです。

やっぱり、地域で暮らす・働くには人が一番大事。なので、そこに触れなければ何も始まりません。

しかも、田舎はWebで得られない情報の方が大半ですしね。

 

 

と、こんな感じのイベントが地域仕掛け人市でございます。

ほんの少しでも、どんなイベントか分かったと思いますが、興味があればとりあえず行きましょう。

だって、実際に行って、人の話を聞かなきゃ何もわかんねーんだもん。

そういう小さな行動をできる人だけが、「やりたい事を仕事にできる」んですよ。

 

当日のブースでは、僕と相方の2名で対応します。

2人とも現役の協力隊で、色々真剣に地域と仕事のことを考えているので、面白い話をできると思います。

性別も年齢も全然違うので、生活面でも幅広く話せますしね。

あと、時間が合えば役所の担当職員2名も途中参戦します。

 

尾鷲は魚がうまくて、自然も良くて、人も良くて、良い所ですよー。

地元企業や協力隊もまちづくりに積極的で、少しずつ面白い街になっていますし。

ぜひ、一緒に働いてくれる優秀な仲間が欲しいです。

 

 

じゃあの。

最近の石油販売会社は、油以上に売るものがある。尾鷲の「伊藤石油」さんに取材に行ったよ

珍しく仕事の話をこのブログで。

こんにちは、すずきです。

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尾鷲の地元企業に突撃インタビューしてます

いや、ちゃんとアポ取ってから行ってますけどね。

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尾鷲市が観光で勝ち抜いて行くには、やっぱり「魚」なんじゃないだろうか。

尾鷲に来たら東京で魚を食いたくなくなります。

こんにちは、すずきです。

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尾鷲と言えば、やっぱり「魚」

魚食のメッカ、三重県尾鷲市。

水産業が盛んな三重県の中でも、「魚と言えば尾鷲」と呼ばれている(気がする)ほど、尾鷲は漁業が盛んな港町。

リアス式海岸に面した浦々の漁村集落では、日々黒潮の恵みを受けた多種多様な魚がピチピチと浜に揚がって行きます。

 

尾鷲で有名な魚と言えば、やっぱりブリとマダイ。

養殖が盛んな一方、天然モノの漁獲高も多く、もはや地元では高級魚と言うイメージすら無いほどの供給量。

 

かつ、プリプリ新鮮なので旨く、そして安い。

その他にも、底引き網でカサゴやのどぐろなど高級魚も目白押しです。

 

市街地やほとんどの集落には漁港が存在し、朝早くから賑わっています。

海辺では、漁船が行き交う音がゆったりと響き、港町らしさを感じられます。

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空にはトンビやカラスがいっぱい。虎視眈々と魚を狙っているのでしょう。

野良猫も多く、逃げずに「ニャオー」って餌をねだってくる奴も結構います。

 

街並みは昭和を色濃く残した、まさしく港町あるいは漁村という風景。

瓦葺の屋根と、潮風で錆びたトタン張りの家に強いノスタルジーを感じます。

家の離れの倉庫には、農具はあまり入っておらず、漁に使うものばかり。

そんな家には、やたら日焼けした元気なおじいちゃんが住んでいます。

 

 

こんな港町、尾鷲で日々大量に揚がる新鮮な魚。

気軽に浜値で買えて、プリプリコリコリ新鮮な刺身で楽しめる。

それこそが、何と言っても尾鷲の一番の魅力ではないか?

 

尾鷲に来て以来、ずっと僕はそう考えています。

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「100%頑張れば達成できる目標」を立てる人は、一流になれない。

前職でも良く言われてましたが、確かにその通りだなぁと。

こんにちは、すずきです。

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100%達成目標を設定すると詰められる

嘘のような本当の話ですが、僕の前職はそれでした。

僕の働いていたWeb広告の業界は、とにかく数字で広告効果を計測する世界。

なので、新しい案件が入るたび、僕ら広告運用担当は、案件の数値目標をもとに戦略を決め、その案件の広告運用を開始するんですね。

 

で、数値目標って言うのは、まずクライアントに見積もりを出す所から始まります。

「この案件のプロモーションだったら、顧客獲得単価いくらで、何件行けます」

って言うのが、クライアントが代理店に案件を発注する指標になるんですね。

 

で、まずは見積もりを出す為に、僕ら運用担当が色々考え、目標を出すんですが…

「いま全力で頑張れば、この数字は行けます!」

って言うと、たまに叱られる事があるんですよね。

 

下手すりゃ詰められました。

 

 

で、なぜそんな事になるかと言うと…

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「情報発信しよう!」ってよく聞くけど、言葉の定義を考えたことはあるかい。

訳も分からず流行に乗っているだけだと、非常にもったいないです。

こんにちは、すずきです。

 

先日、尾鷲商工会議所様で職員向けのマーケティング研修会を実施しました。

その時にお話した内容を少々シェアします。

 

いまや猫も杓子も「情報発信」

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ブログを書くなら、何でも写真を撮るように習慣付けないと損するよって話。

そう言えば「写メ」って死語ですかね?

こんにちは、すずきです。

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僕は写真を撮り忘れる

僕が尾鷲市の地域おこし協力隊になって4ヶ月が経ちました。

同時に情報発信の為に始めたブログも5ヶ月目に突入。

月日が経つのは早いものです。

 

僕は記事の内容がポンポン出てくるタイプではありません。

日々ネタを考えたり探したりして、ようやくブログを執筆しています。

そのネタ探しに大切になるのが写真撮影なのですが…

 

これ、良く忘れてしまうんですよ。

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「田舎に移住したいけど、収入が下がりそうで怖い…」って人へ。ちゃんと投資やってますか?

給料以外の収入源を作るのは大切ですよ。

こんにちは、すずきです。

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都会と田舎の給料は、確かに大差がある

「田舎に移住して、悠々自適に暮らしたいけど、収入が減るのは嫌だなぁ…」

という風に考えている人は、正直珍しくありません。

というか、僕もその考えは持っていましたし、移住した今でも否定することはできません。

 

確かに、都会と田舎の給料の差は大きいです。

東京の大卒初任給は、大体月20~22万円くらいがボリュームゾーン。

しかし、尾鷲のような田舎では、せいぜい16~18万円といった所です。

 

さらに、田舎には都会のような大企業が無いので、福利厚生の充実した地元企業というのは滅多にありません。

中小企業はキャッシュフローの余裕も無ければ従業員数も少ないので、福利厚生を充実できませんからね。

だから、単純な給与所得以外でも、都会と田舎の給与格差は否定することができないのです。

 

東京であれば、年収1,000万円以上がエリートの代名詞みたいになっていますが、尾鷲だと500万も貰っていれば世間様に良い顔ができます。

先進国と途上国とまでは行きませんが、でも給与格差はそれくらい大きいのは事実です。

 

なので、都会でバリバリならして給料をしっかり貰っている人が、「田舎に行くと収入が減る」と不安に考えるのは無理ありません。

田舎は給料が安い分、生活コストを安く上げられる可能性が高いのですが、やはり絶対的な金銭的裕福さで言えば、都会暮らしには勝てないと思います。

「…でも、本当は田舎暮らししたい」って人はどうするの?

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