心まで澄んだように洗われる気がします。
こんにちは、すずきです。
紀北町・銚子川に行ってきたよ
昨日、「三木浦こいやぁ」という朝市に行った後、ふと自然に触れたくなって、銚子川へ出かけました。 www.kyohei-suzuki.com
銚子川は尾鷲のお隣、紀北町海山区に流れる清流。
川の水がめっちゃ澄んでいる事で有名で、併設のキャンプ場は夏場大賑わいです。
海山の中心部、相賀の街からは車で10分、尾鷲市街地からは20分程度でアクセスできます。
熊野古道の代表的な登山口の一つ「馬越峠」からも近く、良い感じに観光立地です。
この銚子川、本当に川が澄んでいます。
銚子川の上流は「魚飛渓」と呼ばれ、大きな岩々が立ち並ぶ荒々しい渓流の様相を呈しています。
上記の写真はその魚飛渓エリアに掛かっている吊り橋から、銚子川を見下ろしたものです。
昨日は気温が高かったので、さっそくファミリーが子供連れで泳いでいますねー。
しかし、この子供が浮き輪を使って泳いでいる所、水深3メートルはあるそうです。
前日までこの付近は雨が降っていたのですが、それでもこの透明度です。
普通、3メートル底の岩なんて、5メートル以上離れた吊り橋から視認できないですよ。
それだけ銚子川の水は澄んでいるのです。

魚飛渓の風景
しかし、下流にあるキャンプ場辺りでも、相変わらず水が澄んでいるのが銚子川のすごい所。
キャンプ場にほど近い河原。ここでもBBQなどを楽しむグループがいっぱい。
河原の水。すごい透明感。
別アングル。
夏の涼み場所はここで決定ですね(あと、海水浴か)。
さて、何でこんなに銚子川の水が綺麗かと言うと、それには秘密がありまして。
尾鷲が存在するこの紀伊半島の東南部は、とにかく山が険しいのです。
一気に海からグワッと半島の中央部まで標高が上がる形です。
そのため、人が住む場所が極端に少なく、最も山が険しい奈良県南部は、日本トップクラスの過疎地域となっています。
どれくらい過疎っているかと言うと、大阪府より少し大きいくらいの面積で、人口はたった4万人というくらい。
もちろん工場もなく、生活排水も全然無いので、その分川の水が綺麗になると言う事です。
また、銚子川は上流に大岩がゴツゴツと立ち並び、泥が堆積しない構造になっているそうです。
そのため、汚れや濁りが溜まらず、美しい透明度と清潔さを誇っていると言います。
その綺麗さは、「銚子川の水」がペットボトルで販売されているほど。
普通に川の水をすくってそのまま飲めるレベルだと言います。すっげぇ。
この澄み具合ですしねぇ。
何かの稚魚っぽい、めっちゃ小さい生物もはっきり分かります。
荒々しい魚飛渓と遊歩道
名古屋あたりで消耗しているサラリーマンの方、夏は銚子川で癒されてください。
岐阜の長良川より三重の銚子川ですよ時代は!
じゃあの。