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スマホばっかりいじってパソコンが使えないじゃと!最近の若者はけしからん!

パソコン世代の僕からしたら、新しいインターネット時代が到来したとしか思えません。

こんにちは、すずきです。

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スマホ経由のインターネット閲覧者が急増中

僕は、尾鷲市の地域おこし協力隊になる前には、モバイル広告代理店に勤めていました。

ひたすらにスマートフォン用広告の出稿・運用に携わっていたので、その影響もあって、スマホに関するニュースはよく仕入れていました。

その中で驚いた事があったのですが、「最近の10代は、実はパソコン音痴が多い」という事です。

 

昨年、インターネット閲覧者におけるスマホ利用の割合が、とうとうパソコンを超えたそうです。

スマホの爆発的な普及は、若年層のネット閲覧を促進しました。

しかし、最近では40代以上の年配の方も、スマホでのネット閲覧率が上がってきているようです。

いよいよもって、スマホがネットを占拠する時代になってきています。

 

確かに、パソコンに比べてスマホは非常に気軽にインターネットができる端末です。

ポケットに入れて気軽に持ち運べ、さらに4Gや3G、Wifi等で、基本的にいつでもどこでもネット環境があります。

だから、電車の待ち時間にSNSをチェックしたり、出勤中にニュースを見たり等、細切れ時間でもネットをすることが可能になりました。

 

対して、パソコンはそうはいきませんよね。

プライベートでパソコン経由でネットを閲覧する場合、ほとんどは自宅に帰って、パソコンの電源を立ち上げてからブラウザを起動してネットにアクセスするはずです。

ノートパソコンを持ち運ぶにしても、スマホのようにどこでも開ける訳でもなければ、Wifiがないとネット環境もありません。

だから、パソコンでのネット閲覧は「特定の時間に、しっかりとブラウジングする」という利用になります。

 

そんな背景があるから、スマホ経由のネット利用者がマジョリティになるのは自明ですよね。

僕はパソコン中毒かつネット中毒なので、パソコン経由でのブラウジングの時間の方が長いですけどねー。

 

そして、若者はパソコンを使わなくなった

で、そんな便利なスマホが普及して数年。若者に何が起こったか?

そう、「パソコン離れ」です。

 

結局、パソコンを使う理由って、大体が「ネットに繋がっているから」じゃないですか。

ExcelとかWordとかも良く使うソフトかとは思いますが、そもそもネットに繋がっていなければファイルを共有できないし、若者がプライベートで使うものじゃないですからねぇ。

そうなると、スマホで手軽にネットができる以上、若者があえてパソコンを使う理由は希薄になるんですよ。

 

もちろん、パソコンでのブラウジングの方がやりやすくて、情報も多く手に入るから良い。

しかし、SNSとゲームに大半のブラウジングを費やしている若者が、果たしてそれを期待するのかと言えば、応えはノーでしょう。

彼らにとっては、スマホで十分SNSやゲームは楽しめるので、あえてパソコンの快適性を求めるべくもないのです。

 

それに、パソコンはスマホに比べると面倒くさいですからねぇ…

一つ何かしらの設定をするにしても、専門用語が多すぎて訳が分かりません。

それ以上に難しいのは、キーボードですよ。タイピングですよ。

ちゃんとブラインドタッチが出来るようになるまでは、普通数ヶ月かかりますから、フリック入力より遥かに難易度が高いです。

 

スマホなら、ストアでアプリをインストールして、後はデスクトップからボタンを押して起動するだけ。

たったそれだけで、SNSもゲームも好き放題楽しめてしまいます。超分かりやすい!

難しいことを考えず、こだわらず、感覚的に扱えるから、スマホはここまで普及したんだと思います。

もう、若者のみならず、全世代においてWeb環境のスマホ移行は避けられないでしょうね。

 

まぁ、そんな事でパソコン離れが進む若者。

今では、パソコンでのキー入力がおぼつかず、スマホでレポートを書いて提出する大学生もいるとか…

後は、就職活動先に送るメールを、LINEでも送るような感覚で、名前も無しに短文だけ送ってしまう人もいるらしいです。マジかよ。

 

これらは極端な例だと信じたいですが、いるのは事実らしいです。

どんだけ下らないというか、不真面目な大学生活送ってきたんだっつーの。笑

さすがに大学生ともなれば、普通パソコンの扱いもメールの仕方も少しは覚えていくでしょうにねぇ。

 

今後、社会に出ていく若者には警鐘を鳴らしたい。

現代社会においては、もうパソコンが無いと、どんな仕事も成り立たなくなってきています。

建設会社とかの現業職においても、現場の人々や会社全体を管理するためのデータはパソコンで扱います。

各種資料を作るにも、パソコンでExcelやWord、PowerPointといったソフトの扱いが必須になります。

 

そういった現実を鑑みると、今の若者がパソコンをうまく使えないというのは、非常に痛い。

だって、今までの学校教育でもパソコンの扱いを教えているんだし、大学まで出た人は使用できて当たり前のはずなので、会社は「当たり前にパソコンが扱える人」でないと、即お荷物扱いですからね。

「若者=パソコンが得意」なんて固定観念を持つ団塊ジュニア辺りの人らからしたら、特に豆鉄砲もんですわ。

 

スマホのネット利用が増えたこと、スマホが普及したこと自体が悪いとは思っていません。

しかし、パソコンという「何でも出来るデバイス」の扱いが出来ない若者が増えているのは、上記の仕事に支障が出てしまうという点で、大きく問題だと思うのです。

もちろん、仕事で無理なくパソコンが扱えるレベルさえあれば、プライベートでは全部スマホでネットを楽しんでても全然問題はないのですが。。。

 

ただ、こう言うと「は?俺パソコン使う仕事とかしたくねぇし。美容師なるし」とか言う人もいるでしょう。

もちろん、パソコンを使わない現業職もありますし、やりたい仕事をやるのが一番良いです。

でも、一生パソコンが満足に使えないままだと、転職したり、人の上に立つ(管理職に出世する)時にすごく苦労してしまいます。

場合によっては、そもそも転職や昇進が断られるかも。いずれにしても、給料アップがしづらくなる可能性は否定できません。

 

若者よ、そろそろスマホばっかりいじるのはやめて、パソコンを学ぶ機会には集中して学んだらどうだい?

いずれ必ずスキルは必要になるし、パソコンの方がもっとネットを楽しみやすいですよー。

 

 

じゃあの。