以前のエントリーの続きです。
こんにちは、すずきです。
大曽根公園を歩き回ってきた
先週の金曜・本日と2回に分けて、大曽根公園に行ってきたので、改めて大曽根公園の記事を書きます。
大曽根公園には「世界の椿園」という何とも仰々しい名前の庭園がある公園で、尾鷲市街地から車で10分程度の所にあります。
椿は尾鷲市の花にも選ばれていて(ヤブツバキ)、市がちょっとPRしている公園なのです。
で、せっかく大曽根公園に来たのだから、ぐるっと見て回らなきゃ仕方がない。
ということで、山を切り開いて作られた椿園がどんな感じなのか、確認してきました。
これが入口にある全体図。ボッロボロですね…もう少しちゃんと手入れしようよ。
左側の道路が「R311号」と記載がありますが、1992年に三重県道778号線に変更になった為、この看板はもう20年以上の年期が入っている訳ですねぇ…
ちなみにこの道路、尾鷲から途中までは旧国道だけあって快走路なんですが、この大曽根公園を越えた辺りからは、片道1~1.5車線の激しい山道になって行きます。
さて、公園内へ登って行きましょう。
海も眺められる山のふもとに造られたテニスコート。
まだまだ健康そうなおじさんおばさんがテニスのトレーニングをしていました。
付近には、分かりづらいですが「いかにも山」って感じの小川も流れています。
もう少し登ったところには、こんな廃墟が。
廃校のような佇まいですが、近寄って確かめてみました。
「日本ユース・ホステル」と書いていました。
どうやらここは、30年ほど前に閉鎖した「尾鷲ユースホステル」だそうです。
30年もずっと放置されているんだろうか…危険だし勿体ないですね。
ちなみに、裏にも似たような建物の「青年の家」という施設があるらしいのですが、こちらも閉鎖しています。
そこから少し登ると、急坂の上に椿が植えられていました(写真左側、背の低い木です)。
かなりの坂ですが、何とか登れそうなのでちょっと登ってみました。
色々な種類の椿が植えられているようで、それぞれに名札が付いていました。
僕から見たら、違いが全く分かりませんが…笑
一旦そこを下り、先程の廃墟の奥の道を進んで行きます。
すると、こんな趣のある長い階段が。
左側には、ずっと椿が植えられています。
さて、階段を登ってみると、またきれいな光景が広がっていました。
緑に包まれた階段、たくさん植えられた椿の木、そして杉。
この対比、なかなかに面白いです。
椿が見頃のシーズン…2ヶ月ほど前だったら、もっときれいだったでしょうねぇ。
杉はこんなに高く、きれいな間隔を保って伸びています。
「まさに森にいる!」という感じがして、すごく心地が良いです。
そこからしばらく歩いて、県道778号(案内図のR311号)をまたいで坂を登ると、展望台があります。
展望台にはお馴染み望遠鏡もあります。
夢中になって見ていますが、これ、無料なんですよ。
他の観光地だったら、こういう展望台って普通100円とかお金取りますよねー。
すごく良心的です。もちろん、景色もきれい!
手前の大曽根浦の集落と、奥には尾鷲市街地を一望できます。
青々とした尾鷲湾をぐるっと一望することもできます。
この海に浮かんでいる囲いは、養殖の生け簀です。この中に鯛とかブリとかが養殖されているんですね。
魚の街である尾鷲は、ブリと鯛の養殖は盛んに行われているのです。
最後は全く使われておらず、電気すら通っていない屋外ホールで〆ましょう。
電気さえ通ってれば、アコースティックライブとか、ダンスショーとか、色々出来るのにねぇ…
「とりあえず作ろう」って感じで、その後の運営もろくに出来ないのに作っちゃった感満載。あぁ、もったいない!
以上、大曽根公園でした
いやー、本当は椿のシーズンである冬に来るべきだったんですが。
僕が尾鷲に来たのが初春の頃だったので、まぁ仕方ないですね。また次の冬にでも。
ちなみに、前回穴を植えた所は、カナダのプリンスルパート市という所から来たカナディアン数名が、椿の木の植樹体験に使っていきましたとさ。
頑張って1mくらい穴を掘ったけど、実際木を植える段階になったら40cmくらいの深さで十分だったよ。チクショウ。
じゃあの。