値段通り大人の味でした。喉にも懐にもボディブロウ!
こんにちは、床屋で髪を切ったらスラムダンクのゴリみたいになったすずきです。
尾鷲の農産物と言ったら、甘夏ですよ
尾鷲は本州でも暖かい地域の一つ。
黒潮の流れる太平洋から暖かな海風が流れてくる他、日差しも強く暖かいのです。
そして、日本で暖かい気候の地域と言えば、柑橘類の栽培が有名ですね。
柑橘類と言ったら、和歌山や愛媛のミカン、広島のレモン等のイメージがありますが、いずれも温暖な気候で知られている地域です。
尾鷲周辺(東紀州地域)も、和歌山と同じ紀州に属するだけあり、その温暖な気候ゆえに柑橘類の栽培が盛んなのです。
なかでも尾鷲市は甘夏の栽培が有名で、市街地北東部の天満浦は代表的な産地の一つとなっています。
さて、そんな甘夏の栽培が盛んな尾鷲では、至る所で甘夏を入手することができます。
これは尾鷲駅前の民家(?)の軒先ですが、こうやってドカッと甘夏が積んで売られています。
市木甘夏は、幻のミカンとも言われる「市木ミカン」のことで、尾鷲からさらに南下した所にある、御浜町周辺で伝統的に栽培されてきたものです。
夏ミカンと温州ミカンを交配した種らしく、通常の夏ミカンより色がオレンジで、よりミカンに近い味わいになっているそうです。
で、通常の甘夏も左の方にゴロっと積まれていますが、一袋あたりの数を見てくださいよ。
目測でも、若干小さめのサイズの甘夏が7個以上、ビニール袋にパンパンに詰められています。
この値段で何と200円なんだから、驚きしかありませんよね。
普通、甘夏なんてスーパーで買ったら1個で100円くらいしますからねぇ。
駅前のこの店はもちろん、国道42号線沿いにもミカンの販売所がいくつかありますし、街中の生活雑貨屋(あの今で言うコンビニ的な古いお店って、何と呼べばいいの?)でも、甘夏は気軽に買うことができます。
ふるさと納税の返礼品でも、もちろん甘夏製品はしっかり取り揃えております。
尾鷲は、甘夏に支配されています。
そんな尾鷲で、甘夏100%ジュースを飲んだ
今日、同僚の職員が冷蔵庫を開いたら、以前に貰った甘夏ジュースが賞味期限切れ(たった数日)なのを発見しました。
賞味期限がわずかに切れた程度だし、置いていても仕方がないと言うことで、急きょ僕も甘夏ジュースにありつけた訳なのです!
それが、冒頭のコレ。天満浦の平山農園さんが作った、無農薬の甘夏100%ジュースですよ。
さすが甘夏100%だけあって、底の方にいかにもなエキス的なのが沈殿しているのが見て取れます。
軽く振ってやると撹拌して、良い感じに濁っていかにも美味しそうな感じです。
実はこれ、平山農園さんから直接購入(Web上か直売所等)等でも入手できるのですが、もっと簡単に、地元スーパーの「主婦の店」で買うこともできるのです。
なので、甘夏の収穫期になるとこの商品が主婦の店に並ぶようになるのですが、これが実にお高い!
なんと、この1リットル瓶で980円。バヤリースやQooとは、モノも値段も比べ物になりません。
尾鷲庶民が集う主婦の店よりも、成城石井とかザ・ガーデン自由が丘で取り扱うべきじゃないかなぁ…
そんな高くて手が出ない甘夏ジュースを飲めるとあって、こりゃ嬉しい訳ですわ。
早速コップについでもらって、匂いを嗅いで見ると、まぁーフレッシュな甘夏の香り!
甘く爽やかな香りが期待を高めてくれます。
そして、飲んでみる。
すると、飲んだ瞬間にガッツリした甘夏の酸味と苦みが広がり、同時に控えめな甘さがそのクセを和らげてくる。
こりゃあ本格的な大人の味でっせ。カナダドライじゃなく、ウィルキンソンみたいな感じ。
普通のミカンジュースとは全然違う、甘ったるくなくて、柑橘の味がそのまま凝縮されたまさに100%の味です。
いや、これ、グレープフルーツみたいに絞ってチューハイにしたら美味そうだなぁ。
多分、タレ焼鳥とかの甘い味付けの肉料理とかすごく合うと思う。
あぁ、居酒屋で甘夏ハイが飲みたくなるぞう。
飲みたい人は、Web通販かふるさと納税で!
さぁ、一本千円もするこの高級甘夏100%ジュース。
話題性たっぷり、本格的な大人の柑橘味、農薬不使用の健康で安心な一品です。
「尾鷲には行けないけど、飲んでみたい!」と思う人には、平山農園さんのWebサイトで買うことが出来るので、一度試してみてはいかがでしょうか。
また、尾鷲市へのふるさと納税の返礼品としても、平山農園さんの甘夏ジュースを用意しています。
こちらは10,000円の寄付で1リットル×3本、180ml×4本と、送料も考えて約4,000円相当の返礼品になっています。お得!
ふるさと納税は「実質2,000円の負担だけで、色んな地域の返礼品が入手できる」超オイシイ仕組みなので、知らない人はやらなきゃ損ですよ。
リンク先:https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/24209/22984
そう言えば、徳島の人は刺身の醤油にすだちを入れて食べるんですよね。
僕も徳島出身の後輩に勧められてやった事があるんですが、あれが意外とサッパリしてうまいのです。
尾鷲でも、辛口の醤油に甘夏の汁をちょっと合わせて食べたりなんてオプション食文化を作れないか…とジャストアイディアだったんですが、そう言えば虎の尾唐辛子がありましたね。
虎の尾については、また今度。
じゃあの。