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箱根でも民泊をはじめます&ワーケーションイベントもやるつもり

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コロナの影響で旅行・宿泊業界が壊滅的打撃を受け、民泊も撤退が相次ぐ中、大量のM&A出現を機にやりたかった民泊事業に乗り出したすずきでございます。

今年の5月、福岡市で民泊をスタートしましたが、10月からは箱根でもスタートしようと思います。今流行のリゾートステイってやつです。

併せて、ワーケーションってやつが流行なので、この箱根の民泊を使って体験イベントを不定期にやっていこうかと思っています。

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コインランドリー投資の限界と、そもそも店舗いらないんじゃないか仮説

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ふと思いついたことを頭の体操に書いていきます。

数年前にコインランドリー投資が不動産投資家を中心に流行しました。しかし、その多くは採算が合わないということで撤退したようです。

コインランドリーは不動産ではなく、あくまで「洗濯物を楽にするサービス」です。業者の甘言に乗った浅はかな個人がその点を勘違いして、多大なイニシャルコストとランニングコストを回収できず潰れていった印象を受けています。

投資判断において、想定収支を弾いて実利回りベースで検証するのは最低限必要です。投資用不動産業者の多くが腐っていることは業界の常識なので、だまされるのが悪いというのが僕の意見です(もちろん、一番の悪である糞業者はすべからく潰れて欲しい)。

 

さて、だまされた人達だけではなく、自分でしっかり検証してコインランドリーで稼いでいる人達もいるわけですが、参入している万人に共通するのは「稼ぎたいから」コインランドリーをやっている、という点です。

少なくとも「俺はコインランドリーに命を賭ける!コインランドリーLOVE!」みたいな人はまずいないんじゃないかと…。いたらすいません。

となると、稼ぎ方や金額、ライフスタイルにはよるものの、「とどのつまり稼げれば良いんでしょ?」というのが本質的な問いに近いものになります。

そこで浮かび上がる選択肢が、イニシャルコスト(実質的に)不要かつランニングコストが必ず売上未満に収まる「自宅の洗濯機貸したらいいんじゃね説」です。

 

自宅の洗濯機を貸す、とはどういうことか

着想は今流行りのシェアリングエコノミーです。Airbnbです。

洗濯機って買うと高いじゃないですか。縦型なら中古で1万円を切るようなものもありますが、ドラム式となると中古でも5万円は出さないと買えません。しかも古いマンションとかだと、間取りや洗濯パンの都合で導入できないこともあるので厄介です。

ですが、ドラム式の自動で乾燥してくれる機能はめっちゃ楽です。我が家ではドラム式洗濯機を導入してから、毎週洗濯物を干して回収する手間と時間を削減することができています。特に忙しい子育て世帯や共働き世代にはおすすめです。

時間にして30分、そこに労力削減も加わるので、生活の効率もQOLもアップです。縦型だとそうはいきません。乾燥機能はおまけ程度なので結局干さなきゃいけませんからね。

そこで、もしコインランドリー投資に関心のある人が自宅にドラム式洗濯機を置いているのなら、近所の人から洗濯物を預かってそこにぶち込み、乾燥まで終わったら返却してお金を貰う形にすれば、リスクなく稼げるし、利用する側も楽になるのでは?という話になるのです。

ここで疑問に出るのは「コインランドリー行けばよくね?」という話ですが、これには以下のような課題があると考えています。

  • 近所にあるとは限らず、コストの観点から多くの新規出店は見込めない
  • 洗濯乾燥機がない店も多く、その場合洗濯終了後に乾燥機にぶち込む手間が大きい
  • 毎度現金を入れる必要があるのが面倒くさい
  • 古い店も多く、暑いし寒いし、衛生的に嫌悪感を覚える場合もある

つまり、「自宅の洗濯機を貸す」という行為が、上記のような課題を持つ「コインランドリーを利用すること」よりも便利だとユーザーが感じれば、投資家は超ローリスクでお小遣いを得られるビジネスモデルを構築することが可能になる、というわけです。

以下、本当にそれ可能性あるの?ということをザックリ検証していきます。

自宅洗濯機貸しのビジネスモデルは成り立つのか

コインランドリーが持つ上記4つの課題に対して、実際それらを解決するベネフィットは実現するのかを考えていきます。

近所にあるとは限らず、コストの観点から多くの新規出店は見込めない

近所にコインランドリーがない地域に住んでいて、ドラム式洗濯機を持っていれば解決すると思います。広告は近所に張り紙なりポスティングなりで、あまりお金をかけずに行えば良いでしょう。

ちなみにサービス(プラットフォーム)全体の話をすると、コインランドリーの出店よりコストが圧倒的に小さく、ドラム式洗濯機を持っている家庭の数も多いので、新規出店ペースの早さは比にならないと考えられます。これによるネットワーク効果で、継続的に複数のユーザーが利用を検討する環境が実現する可能性があります。

洗濯乾燥機がない店も多く、その場合洗濯終了後に乾燥機にぶち込む手間が大きい

ドラム式洗濯機で洗濯乾燥を全部やってから返却してもらえるので無問題(モーマンタイ)。

毎度現金を入れる必要があるのが面倒くさい

これも洗濯物と一緒に現金を受け取ればいいだけです。予約フォーム+オンライン決済アプリで事前にお金を貰うことも可能ですね。予約ページを作って、URLをQRコード化してチラシ等に入れ込めば実現できます。

古い店も多く、暑いし寒いし、衛生的に嫌悪感を覚える場合もある

玄関前などで受け渡しをすれば問題ないかと思います。また、ドラム式を持っているということは貧乏というわけではないはずなので、古いコインランドリーよりは安心感を持って頂けるんじゃないでしょうか。もしそうでなければ要改善か。

 

というわけで、コインランドリーが抱える課題は解決できそうなので、ニーズはあり得るかと思います。まあ、当然ながら実際にやってみないと分かりませんが。

しかし、ビジネスモデルの検証にはもう一つ必要です。それは「ドラム式を買うのと、どちらが得か?」というポイントです。

洗濯機を借りるモデルは利用者にとって得なのか

コインランドリーを洗濯・乾燥で利用すると、通常の洗濯物で大体300~500円ほどかかる計算になると思います。仮に、「洗濯乾燥と受け渡しまで行って、一回200円を受け取る」としましょう。すると、利用者が払うコストは以下のような試算になります。

  • 週1回洗濯:200円×52週=年間10,400円
  • 週2回洗濯:400円×52週=年間20,800円

しかし、単身者ならドラム式1回転だけで済むものの、ファミリーであれば2~3回転はしないといけない程度の洗濯物が出てくると見込まれます。それを考慮した場合、以下のようになります。

  • 週1回×2回転=年間20,800円
  • 週1回×3回転=年間31,200円
  • 週2回×2回転=年間41,600円
  • 週2回×3回転=年間62,400円

日経BPの記事によれば、4人家族で1日に出る洗濯物の量は6kgが目安とのことです。家庭用のドラム式で一度に洗濯乾燥できる量は6kg程度が一般的かと思われるので、その場合は週に7回転。1,400円×52週で年間72,800円となります。

ドラム式洗濯乾燥機を購入するには、数年前の型の中古で約5万~7万円ほど。大手メーカーの新品であれば13~15万円ほどとなります。使用するのは家庭で使っている洗濯機なので、比較対象は中古であることを考えると、家族世帯ではコスト・手間両面から考えて、普通にドラム式を買って使うという選択肢になると分かります。

つまり想定し得るターゲットは1~2人世帯ということになります。うちは2人世帯で週に2~3回転なので、コスト面では2年が購入とレンタルの境目になります。

オペレーションはどうするのか

しかし、もう一つの課題は利便性です。洗濯物を洗って干すのが楽か、洗濯物を受け渡すほうが楽かの勝負です。これを解決するには「場所が近い」「求める時間に対応してもらえる」ことが必要になります。

場所の近さは無視するとして(リソースが自宅なので)、利用者がちょうどいい時間、つまり「仕事から帰ってきたら、洗濯物が乾燥できている」「休日のルーチンとして利用できる」といった要望に応えることは必要でしょう。

となると、どうしても自宅にいる必要があるため、洗濯機を貸し出せる人は限られます。お小遣いが欲しくても、実際に「洗濯物を預かり、ぶち込み、最後に引き取ってもらう」という対応をどれだけ出来るかどうかに左右されるのが実際です。

従来のコインランドリー投資は、不動産投資のような「不労所得」として、自身の労働によらず利益を上げられるのが人気となった理由でした。これを考えると、時間的拘束と軽作業が伴う洗濯機貸しのモデルは、コインランドリー投資とは性質が違うということが分かりました(書きながら仮説を検証していく記事なので…)。

自宅にあるものを使うので初期投資をかけず、電気代や水道代といったランニングコストも売上より必ず下回る(1回転20~70円程度と見込める)など、収支面におけるリスクは0に近い一方、不労所得モデルではない内職的モデルであるというディスアドバンテージがある、ということが言えます。

 

まとめ

ということで、ひとまずの結論は以下のようになりました。

  • 近所に住む1~2人世帯のニーズは期待できる
  • ほぼリスクなく稼げるが、受け渡しと洗濯の対応が必要になるため、時間的拘束が生じる(不労所得とは言えない)

もし自身がドラム式洗濯乾燥機を持っていて、かつ自宅に誰かがいる時間が長いのであれば、お小遣い稼ぎにはなるんじゃないかな、というイメージです。

僕当初の仮説としては「コインランドリー投資より、こっちの方が稼ぐ効率良いんじゃね」というものでしたが、必ずしもそれを証明できたわけではありませんでした。個人的には、コインランドリー投資を売り込む業者の言いなりになるよりは圧倒的に良いと思いますが…。

もしかすると、そういうサービスを提供するプラットフォーマーになるほうが儲かるかもしれませんね。単価が安いうえにオペレーションに手間がかかるので未知数ですが。

とりあえず僕が言えることは、「ドラム式洗濯乾燥機めっちゃ便利だから、導入できるならぜひ買いましょう」ということです。国産の2011年式以降でヒートポンプ式乾燥の中古がコスパ的におすすめです。家事負担を減らしたい人にはすべからく推奨する!

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千葉県九十九里町まで民泊用物件の内覧に行った所感(不動産投資家・宿泊事業者向け)

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昨日、千葉県の九十九里町(大網白里市も)まで行ってきました。今すぐかどうかはともかく、田舎でも民泊をやりたいと思っているので、リサーチを兼ねて戸建売却物件を内覧しました。

九十九里ICまでの所要時間は、東京都品川区からだと大体車で1.5時間前後、電車+バスだと2時間15分程度です。バスはJR大網駅からの路線バスもしくは東京駅からの高速バスを使うのが一般的です。

当日はカーシェアを予約していたのですが、まさかの車が故障していて動かないというトラブルに見舞われ、代替車も用意できないということで急遽大網駅ルートで行くことに。。。

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民泊はじめました。これからちょっと気合入れてやっていきます

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数年来ずっとやりたかったものの、見送りに見送りを続けてきた民泊事業を今になってスタートしました。

まだコロナの影響も冷めやらぬ中、完全に逆張りな感じですが、単純にM&A案件が激安で大量に出まくっており、同時に民泊許可物件も良い条件で出始めていたことから、今がやっと挑戦する時だ!と背中を押されたというだけです。笑

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不動産投資の融資に必須!土地の担保評価の調べ方、物件の見方を解説します

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昨日、コロナを恐れつつ埼玉まで、相場に比べてかなり割安な戸建物件を見に行ってきました。建て替え前提なら条件はそれなりに良かったのですが、改めてキャッシュフローを意識して考えたところ、今回は見送る形としました。

この物件が良いなと思ったのは、「相場に比べて安い」というのもあったのですが、それと同時に「担保評価が販売価格に比べて高く付くだろう」と考えたという点があります。

担保評価が高ければ融資を受けやすくなるため、不動産投資において今後の拡大を考えやすくなります。ファイナンスの面から言うと純資産をプラスにできるので、財務体質を強化できると感じたのですが、今回はちと縁がなかったということで、また次回。

さて、担保評価は土地・建物それぞれに算出方法があるのですが、この記事では土地の担保評価の出し方についてご紹介したいと思います。

築年数の経過と共に価値が下がって0になる建物よりも、資産価値の面で言えば土地の価値にこだわった方が長期的には財務面でのメリットを得やすいかと思うので、ぜひご参考にどうぞ。

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PCとスマホ間でデータを移す便利な方法まとめ

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コンビニで書類データをプリントアウトしたい時とか、PCに入っている音楽などのメディアファイルをスマホに保存したい時、また逆にスマホで撮った写真や動画をPCに移動させたい時ってありますよね?

そんな時のPC/スマホ間のファイル移動には、いくつかの方法があります。もし普段のやり方に面倒を感じているのであれば、従来とは違う方法を試してみるのも良いかもしれません。

ということで、代表的な手段+僕がやっているユニークな手段を挙げておきます。頻繁にデータ移行をする方や、ふだん不便を感じている方などぜひご参考にどうぞ。

  • Dropboxなどのオンラインストレージを使う
  • Gmailなどのクラウドメーラーの下書きを使う
  • SDカードなど外部メモリを使う
  • データ通信用ケーブルでPCとスマホを接続する
  • まとめ
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ビジネスマンは東京と田舎どちらに住むべきか?双方のメリットとこれから

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僕は東京の出身で、現在は品川区に住んでITコンサルやWebマーケティングの仕事を自営でやっています。その前は2年半ほど、人口18,000人程度という非常に小さな田舎町の三重県尾鷲市で地域おこし協力隊をやっていました。

協力隊になる前までは東京から出たことが一度もなかったので、今のところ人生の大半を東京で過ごしています。

さて、自分でビジネスをやる身になると、実は「どこに住むか」というのは結構大きな意思決定になります。理由は本文で述べますが、住む場所や関わる人々によって大きく自分自身や得られるチャンスの内容が変わってくるからです。

そこで両方の暮らしを振り返ってみると、東京に住むこと、田舎に住むことはそれぞれ異なったメリットがあることを強く感じます。なので今回は、ビジネスマン(起業家、フリー、会社員問わず、ビジネスで成果を挙げたい人)が東京に住むメリットと田舎に住むメリット、そしてコロナの影響を受けた今後の社会変化について考察しました。

  • 成功する起業家は「居場所」を選ぶ
  • ビジネスマンが東京に住むメリット
    • 企業が多く、営業や受発注などが容易
    • 人脈を築きやすい
    • 新鮮な情報がガンガン入ってくる
  • ビジネスマンが田舎に住むメリット
    • 生活環境が良くQOLが高い
    • 家賃や人件費が安い
    • 田舎ならではの経営資源がある
  • アフターコロナでは東京と田舎がマージするかも
  • 自分はこれからどうするのか
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「交渉」と「ごねる」の違いって何だろうかと考えてみた

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はい実に1年以上ぶりにブログ再開しますよっと。コロナの影響で外になかなか出られなくて退屈なので(効率的になったと言うべきか?)、最近思考の時間が増えたのですが、せっかくならFacebookだけじゃなくブログでもその思考をオープンにシェアした方が実りがあるかなあと。

そういうわけで、久々に重い筆を取った次第です。んで、いきなりネガティブな話で恐縮なんですが、ちと腹が立った出来事に遭遇したついでの雑感です。

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自分のやれること・成功体験・人に教えられることを100個挙げてみた

だいぶ遅ればせながら、2019年もよろしくお願い致します。

今年からは拠点が東京に戻ります。仕事を頑張らないと割と切実にマズいので、今年も仕事の年です。笑

 

さて、さっき読んだ本をもとに、自分の強みを棚卸ししてみようと、「自分がやれること・今までの成功体験・人に教えられること」を100個書き連ねてみました。

順不同、支離滅裂な感じですが、それでも100個挙げるって結構しんどいね。でも、思えば俺も色々やってきたなあ。と思いました。まる。

備忘録がてら、せっかくなのでブログに書いて自慢しておきます。気になる箇所あったら突っ込んでもいいんだからね

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大晦日に慌ててやった節税対策の内容と失敗したこと

アイキャッチ

2019年、今年もよろしくお願い致します。

年末は母方の実家でのんびりさせて貰う予定でしたが、2018年もあとわずかというタイミングで見込み所得計算をしたところ、思った以上に利益が出るようで、にわかに焦って節税対策に奔走していました。

やはり昨年初めの仮想通貨バブルが効いて、アフィリエイト報酬と仮想通貨の利確分が収入にドカッと乗ってきた感じです。

利確して得た日本円で一つ投資用物件は買ったのですが、いかんせん築古なので減価償却費が大して取れず、18年中の税制メリットはほとんど無かったです。笑

 

低収入サラリーマンを謳っていただけあって、こうしてまとまった所得が出るのは初めてなのですが、個人事業主として自分で納税するようになって、初めて税金の重さを実感しますね。

確かに、しっかり稼いでいる人が節税対策にやっきになるのもよく分かりました。。。

 

というわけで、年末に僕が行った節税対策の内容と、せっかくだから失敗談もお話しようと思います。

確かに節税効果は出せたと思うのですが、いくつか判断ミスもしてしまったので。では、どうぞ。

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