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資産運用に保険を考えているなら、日本の保険会社とは契約するな!

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貯蓄型保険を資産運用の手段として検討している方、多いですよね。

かくいう僕もファンド型の生命保険を購入してまして、毎月少しずつ給料を積み立てて資産を増やしています。

所得控除が効いて節税になり、かつ死亡保障なども受けられながら少しずつ資産を積み上げていける貯蓄型保険。利回りで考えると当然低いですが、なかなか優れものです。

 

しかし、僕がここで言いたいことは、

 

資産運用目的なら、日本国内の保険には加入するな

 

ということです。

これを知っているか知っていないかで、あなたの老後の余裕は大きく変わってくるかもしれません。

 

【もくじ】

 

貯蓄型保険は海外現地での契約が最強

日本の貯蓄型保険だと、返戻率は大体良くても110~120%程度です。合計100万円を保険料として支払い、満期までに110~120万円が戻ってくるという計算です。

18年間運用する学資保険で返戻率が115.42%だった場合、毎年年利1%で運用している計算になります(参考)。

返戻率115%の保険なんてそうそう無いのですが、それでも年利1%程度です。貯蓄型保険は資産運用というよりも、あくまで有事の保障と節税メリットを受けるための存在と言えるでしょう。

 

ですが、ここで海外に目を向けてみると、なかなか驚きの結果が出ます。

世界中の投資案件が集まる金融センター・香港は海外保険の契約場所として非常に人気が高いそうですが、ここで香港現地で契約できる学資保険の返戻率を見てみると…

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引用:https://www.sunlife.com.hk/hongkong/Products+and+Services/Individual+Insurance/Savings+&+Protection/SunEducator?vgnLocale=en_CA

0歳から契約して21歳で満期を迎えると、返戻率はなんと176%!

日本では120%を超える返戻率ですら全然無いことを考えると、この数字はなかなか驚異的じゃないでしょうか?

ちなみに、死亡保障金は掛金の101%をベースに、貰ったボーナスの額などで利率がプラスされる形となっています。事故で死亡した場合は50%の追加保障も受けられます。

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この他にも、養老保険なら年利2.6%を保障する商品があったり、返戻率300%以上を確保できる可能性のある商品もあるなど、日本に比べると香港の保険は相当ぶっ飛んでます。

以下から各種保険商品のリストを見られるので、英語が読めて興味のある方はどうぞ(PDFだとGoogle翻訳使えないから面倒なのよね…)

Sun Life Financial Hong Kong - Individual insurance

 

以上の数字を見ると、いかに日本で貯蓄型保険を契約することが損なのかお分かり頂けるかと思います。

貯蓄型保険を資産運用の手段として考えているなら、ぜひ海外の保険に目を向けてみてください。

 

海外保険を契約して資産運用するには?

さて、香港で契約する貯蓄型保険の例をお話しましたが、実際に海外保険を契約するにはどうすればいいのでしょうか?

残念ながら、法律上日本で海外の保険プランを契約することは禁止されています。なので、日本国内で契約することはできません。

なので、現地まで趣き「IFA」と呼ばれる金融ブローカー経由で保険契約を行う必要があります。

 

海外保険のあっせんをすること自体も法的にNGなのでリンクは貼りませんが、香港のIFAであれば、日本人が経営していて日本向けにWebサイトを作っている所もいくつかあるので、興味があれば探してみてください。

投資家の中には半分旅行気分で香港へ渡航し、現地で保険を契約したら、後はおいしい中華をのんびり食べて帰国…なんてことをする人も多いそうです。

香港の場合、保険だけでなくHSBC香港の銀行口座を開設する日本人も多いらしいですね。

僕は現時点では香港の保険は必要ないですが(他の海外生保契約してるし…)、今後妻が生命保険をかける時には一緒に香港渡航でもしようかなぁと思ってます。

 

ちなみに、英語が喋れない人は残念ながら現地で契約をお断りされるパターンもあるらしいです。当然パスポートも必要だし、誰でも海外保険を契約できるわけではないということですね。ご注意ください。

 

今後はブロックチェーンで状況が変わるかも?

余談ですが、今は現地でしか契約できない海外保険も、もしかしたら近いうちに日本国内でも契約あるいはサービスを受けられる形になるかもしれません。あくまで僕の推測ですが。

今、仮想通貨のブロックチェーン技術を使って、保険契約をネット上で完結・自動化できる仕組みが世界中で検証されているんです。

これが完成すれば、世界中の保険商品を、いつでもどこでも仮想通貨を支払うだけで簡単に契約が完了できるようになる(はず)のです。

 

そうなると、世界中どこでも他国の保険を簡単に契約できるようになるので、いよいよ金融庁も規制が出来なくなってくるんじゃないかと思うんですよね。。。

おそらく、ブロックチェーン保険契約がリリースされたらグレーの状態で海外保険を申し込む人が続出するでしょうね。

すでにブロックチェーン銀行サービスのBANKERAChangeは保険サービスの契約もできるようにする計画を立てているようですし、この流れは実現する可能性が高いです。

 

いずれにせよ、ボーダーレスな世界がどんどん広がっている今、日本だけではなく世界に目を向けていないと取り残されてしまいますね。

特に投資の世界では、日本に捉われないことってめっちゃ大事です。だって、経済成長が頭打ち&人口減少でお先真っ暗な日本より、成長し続けてるアメリカとか、爆発的に成長している途上国のほうが投資的魅力あるでしょ?

そういった意味でも、簡単に海外投資ができる仮想通貨はすごく面白い投資だと思いますよ(仮想通貨のほぼ全ては日本以外の国で立ち上げられているので)。

 

【次はこの記事もオススメ】

⇒日本の仮想通貨取引所に口座を開設すれば、世界各国で生み出された仮想通貨に投資をすることが可能です。海外の取引所にも開設すればもっとたくさんの通貨に投資できますし、これぞ少額からできる海外投資の極みです。

⇒オススメの仮想通貨はこちらをどうぞ。基本的に仮想通貨は「ボーダーレス」が基本なので、世界中から買い手・売り手が集まっているのが面白いとこなんですがね。

⇒こちらは時価総額上位の仮想通貨を一番安く買える取引所のご案内です。日本人ならとりあえずZaifとCoincheckは開設しておくべき。