心地良い疲労感が今も続いて、ここ二日昼寝が欠かせません。
こんにちは、すずきです。
今回も満員御礼でした!
7月の開催に引き続き、第二弾となった古民家改修ワークショップ。
尾鷲市街地にほど近い漁村集落・九鬼町にある立派な古民家を皆でDIYしながら、美味い魚と地元の人らとの交流を楽しんでもらえるイベントです。
前回は平日にまたがる3泊4日、参加費15,000円という条件にも関わらず、定員15名は満員御礼。
僕は「さすがにハードル高すぎて集まらないだろうな…」と思っていたものの、蓋を開けたら案外何とかなりました。笑
そして今回。3連休での開催となり、参加費も前回よりお安め。
…という事で、新規参加・二回目参加の方々ともに集まり、また満員御礼。
いやー、やってみなきゃ分からないですねぇホント。
今回で嬉しいのは、新規・既存客どちらの参加に関してもですねー。
新しく来て下さった方々は、単純に興味を持って来てくれる人が増えたという事だし。
もう一度来て下さった方々は、前回に楽しんで頂けたからこそ。
そして、二度目の方の中には、尾鷲に移住することを決めてくれた方もいます。
そりゃあ、運営側の僕としても断然嬉しいことでございます。
世代も近いし、プライベートから仕事まで、しっかり手助けしていこうと思います。
参加メンバーも男性・女性まんべんなくいるので嬉しい限り。
世代の近い男性と若い女の子の参加は、個人的に特に良いですよね、えぇ。
そんなこんなで、第二回のワークショップを行ったんでございます。
作業内容の超サマリー。
このワークショップは、古民家の修繕が必要な箇所を、複数の班に分けてDIY作業を行って行くというもの。
九鬼在住の左官屋さん(東京から移住してきた万能お兄さん)や、市との共同運営&漁村の研究を行っている建築系の大学教授の方を講師とし、指示に従って参加者が改修に手を付けます。
今回の内容については…まず、障子張り班。
地味な絵面ですが障子紙が古く破れていたものを全て剥がし、糊付けをして障子紙を張っていく作業です。
これ、案外難しいんですよねぇ。一人でやると、すぐヨレちゃうんですよ。
それから、僕が個人的に興味深々だった漆喰塗り班。
土壁が汚れていた箇所にシーリング剤を塗ってから乾くまで待ち、クリーム色の漆喰を塗り込んで行きます。
やっぱり、噂に聞いていた通り難しく、プロと素人の作業スピードの違いが凄い。
左官屋さんはメレンゲに生クリームを塗るが如く。されど素人は悪戦苦闘。
この漆喰を最初に塗り伸ばす所が難しいみたいなのです。
プロの手に掛かるとミョイーンと伸びて行くのですが、参加者の皆さんはそうは行かず。
少しずつ塗り広げ、後で何とかムラを少しずつ減らして行く感じになります。
うーん、やっぱり難しいんだなぁ…でも、漆喰塗りは何故だかやってみたいんだよねー。
上の写真からちらっと見えているのは外壁部分の担当班。
こちらは、ダメになっていた土壁をはつり、パネルで土台を作る所から行いました。
壁を採寸し、パネルをカットし、少しずつ微調整してはめ込んで…
その大変な作業が終わったら、今度はそのパネルの上に漆喰を塗っていくという形でした。
入口がずいぶん綺麗に仕上がりました。
後は、老朽化して使えなくなっていた洗面所の改修です。
これが作業的には一番ハードで、残念ながら今回では完了できませんでした。
老朽化した洗面台をはつり、その周辺の床も切って行きます。
そして周りを綺麗にしたら、モルタルを練り込み、流し込んで洗面台の基礎を作る…と、前回行った屋外キッチン作りのような形で作業を行う予定でした。
最も土方作業らしくて、DIY作業らしい工程でしたが、非常にハードだったようです…
お疲れさまでございました。
作業はこんな感じで、初日・二日目と続きました。
宴会もあるぜよ
さて、このワークショップの目玉は改修作業だけではありません。
そう、尾鷲のどうまい食事&地元の人々との交流を忘れちゃあかんのです。
初日は、前回のワークショップで造ったピザ窯を使ったピザを振る舞うBBQ。
その他にも、大量の魚や鹿肉、牛肉のグリルが多いに場を賑わせました。
二日目は尾鷲駅前で食事を取った後、サークル合宿の二次会みたいな交流会。
連日、宴は朝4時頃まで続いたとか…
普段、漁に出る時間過ぎてんじゃねーか!皆どんだけ体力あるんだ!
すっかり午後10時~11時就寝のリズムになった僕は、12時を過ぎるとボーっとしてましたよ。。。
仕事で疲れていたし、元々大人数の飲み会が苦手なタイプなので、途中で退散しました。
でも、真面目な話あり、くだらない話あり、バカ話あり、皆とても楽しんでもらえたようです。
詳しい記事をまた書いていくよ
という訳で、古民家改修ワークショップ第二回のサマリーでございました。
まぁ、これは仕事の目玉事業であるので、来週もっと詳細を書いた記事を作成していく予定です。
次回は今年中になるか来年中になるか、という所ですが、これだけ皆さんに楽しんで頂けたのであれば、次回も楽しみにする所です。
まぁ、古民家完成後の移住体験住宅としての運用も、考えなくては行けませんが…
移住施策とマネタイズのせめぎ合いをどうして行くか、まだ先のお話ですが、これも考えて行くのは楽しいですな。
尾鷲暮らしに興味ある人や、DIYを体験してみたい人、田舎暮らしを体験してみたい人などなど、次回ワークショップに参加してみて下さいな。
旅行ツアーと考えれば、参加費もかなりお安いですしね。
皆で汗を流して、酒を飲んで、語り合い楽しみ合うのが好きな人には良い機会ですよ。
じゃあの。