電力自由化がスタートしてから時間が経ちましたが、あなたは電力会社の切り替えを行いましたか?
僕は今まで電気代は安いからと放置してしまっていたんですが、今回中部電力からお得な他社に切り替えておくべきだったなーと感じました。
実際の電気の利用には特に変わりがないのに、利用料金はお得になりますからね。
僕は今「coincheckでんき」というプランを検討しています。
ここ数年ものすごい勢いで価格が高騰しているビットコインで電気料金の支払いができたり、4~6%の料金割引が受けられたり、あるいは電気料金の4~6%をビットコインとして貰うことができる面白いやつです。
ビットコインなどの仮想通貨はまだまだ値上がりする期待があるので、それだけでもお得ですね(BTC/日本円でBTCが上がれば相対的に日本円が下がるので、そのぶん日本円決済である電気料金も安くなる)。
さて、そんなお得なcoincheckでんきですが、上述の「電気料金の4~6%をビットコインとして貰うことができる」付与プランと「ビットコインで電気料金の支払いができ、さらに4~6%電気料金が割引」になる決済プランのいずれかを選択できます。
どちらがよりお得なのか。僕も疑問に思ったので、ちょっと確認してみました。
【もくじ】
長期なら付与プラン、短期なら決済プラン
はじめに結論ですが、長期(1年以上)のお得さで考えるならビットコイン付与プラン、より短い期間からお得さを味わいたい場合はビットコイン決済プランが良いです。
その理由はビットコインの値上がり幅にあります。
ビットコインの価格は、2017年8月7日時点で約36万円。2017年初は10万円台だったので、約3.6倍まで上がっています。
ビットコイン付与プランの場合は「少しずつビットコインを積立」する性質に対し、ビットコイン決済プランの場合は「毎月ビットコインを使用する」という性質です。
長い間ビットコインを積み立てて保有していれば、それだけビットコインの値上がりへの期待を大きく持てることになります。
一方、少しずつ値上がりしていくビットコインで毎月決済をする形であれば、前月から当月までの値上がり益によって電気料金の支払いが実質的に少なくなると言えます。
僕はビットコインのさらなる値上がりに期待しているので、coincheckでんきを導入するなら付与プランを選びますね。
年間で5万円の電気料金を支払ったとして、5%がビットコインで付与されるなら2,500円分。翌年にビットコインが倍に値上がりしたら5,000円になるので、実質10%還元になることが期待できます。
coincheckでんきへ切り替える際の注意点
電力自由化による電力会社の切り替えについては、基本的に電気が使えなくなったり使用量が高額になったりするリスクは心配する必要はありません。
ただ、それでも各社ごとに契約内容に注意しなければならないポイントはあります。
そこで、「coincheckでんき」に電力会社を切り替える場合の注意点についても紹介しておきます。
契約電力が40A~60Aでないと使用不可
coincheckでんきは40A以上の契約でなければ使えません。この点は今、僕が悩んでいるところです。
というのも、①契約電力が40A以上だったか確認しなきゃいけない(家に帰ってブレーカー見ればいいんですが…)、②40A以上だった場合30Aに減らすべきか、という課題があるからです。
僕のように一人暮らしで一度の使用電力が少ない場合、40A以上のままcoincheckでんきに変更するより、30Aに減らした方が基本料の値下がり幅が大きくて安定的に得しますからね…。
もちろん、家族で住んでいる場合は一度の使用電力が大きくなるため(30Aだと冷暖房・電子レンジ・テレビを同時に付けたらまずブレーカーが落ちる)、40A未満に減らすことは得策ではありません。
家族で暮らしている場合は、素直にcoincheckでんきに変更を検討すれば良いでしょう。
プランは途中で変更不可
上述の「ビットコイン付与プラン」「ビットコイン決済プラン」は申込時に選択をするのですが、このプランは途中で変更することはできません。
※ただし、決済プランを契約した際、coincheck口座のビットコイン残高が不足している等で電気料金の支払いができない場合は付与プランに強制移行(現金払い)となります。
東電・中電・関電管内しか契約不可
coincheckでんきの対応エリアは東京電力・中部電力・関西電力エリアのみとなります。
それ以外のエリア、例えば仙台や福岡、札幌などでは契約できませんのでご注意を。
coincheckでんきの申込方法
coincheckでんきに申し込むには、まず仮想通貨取引所であるcoincheckに登録する必要があります。
こちらのURLから、順序に沿ってcoincheckへの登録を行ってください。
その後の流れは以下のようになります。以下、coincheckでんきの申込画面より引用。
1. coincheckにて本人確認をおこなってください
2. coincheckにてお申込みください
約款と重要事項説明書をお読み頂き、このページにて申込みを行ってください。
3. ENSにてお申し込みください
このページから申し込み後、表示されるボタンからENSのサイトに移動し引き続き登録をおこなってください。登録後ENS側にて電力の現契約の解約手続きを行います。お手元に検針票をご用意ください。
4. メータ交換
スマートメーターが装着されていない場合、スマートメーターへの交換を実施致します。交換は電力会社が無料で行います。電力会社によっては交換により停電が発生する場合がありますが、その場合は事前に地域の電力会社からお客様に連絡があります。
5. 供給開始
お申込みから3週間〜1ヶ月半経過した後の最初の検診日から電力の供給が開始致します。
6. 料金請求とビットコイン付与・決済開始
電気料金の支払い・ビットコイン付与は原則として利用月の翌月末正午となります。ビットコインの交換レートはその時点でのcoincheckにおけるレートとします。
coincheckに本人確認書類の画像データを送る必要がありますので、免許証の表裏などの身分証を撮影しておきましょう。
後は上記の手順通り流れていくので、指示に従ってやっていけば難しいことはないはずです。
今後、ビットコイン決済は一般化するぞ
とうとう電気料金もビットコインで支払えるようになって僕としては嬉しい限りです。
家賃やネット料金、居酒屋などのお店、そして最近ではマルイもビットコイン決済を導入するなど、少しずつ決済手段が増えてきていますね。
また、企業も独自の仮想通貨を導入する動きが増えてきており、今後お店やサイトのポイント等はいっそう便利な仮想通貨へと変身することでしょう(例えるならマイルみたいな形)。
▼以下のような、仮想通貨が世の中にドンドン広がる仕組みが最近急に増えてきてます。
元々、仮想通貨は世界中ボーダーレスかつタイムロスもなく、あらゆる地域で気軽に利用・送金できる次世代の通貨として発展を続けているものです。
現在は異常な値上がり幅からもわかる通り、価格の上下が激しすぎてまだまだ安定した通貨と言えるには程遠いですが、将来的に値動きが落ち着いたら、もっと社会に浸透していくのではないかと思います。
いずれは日本円だUSドルだという価値観も崩れ、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨でお金を保有するのが当たり前になってくるでしょう。
自国の通貨が不安定な南米諸国ではその動きは既にかなり進んでいるみたいですし。
それを考えると、大きな値上がり幅や、coincheckでんきのような非常に大きい特典(冷静に考えたら料金の4~6%プレゼントって凄いぞ)は今だけですね。
皆がみんな仮想通貨を使うようになってもそんな大盤振る舞いばっかりしていたら、バブルが過熱してジンバブエドルみたいになっちゃうので…。
というわけで、coincheckでんきオススメです。電力自由化に乗り遅れているあなたはぜひご検討を。
▲まずはこちらからcoincheckへの登録を。もちろん仮想通貨取引所なので、coincheckでんきに申し込めるだけでなく、ビットコイン等の仮想通貨取引もできますよ。
じゃあの。
【次はこの記事もオススメ】