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地域おこし協力隊必見!「地方創生カレッジ」が期間限定無料らしい

地方創生に必要な様々な知識をWeb上で学べる「地方創生カレッジ」、良いですねー。

こんにちは、すずきです。

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地方創生カレッジとは?

「地方創生カレッジ」とは、公益財団法人日本生産性本部が制作する、地方創生を担う人材育成を目指したeラーニングコンテンツです。

地方創生の基本理念など概念的な導入部から、マーケティングや資金調達、自治体経営など、地方創生に必要な実践ノウハウまでをWeb上で学べるものです。

「地方創生カレッジ」とは

国の「地方創生人材プラン」に基づき、地方創生を担う人材を養成するために創設されるものです。地域や時間を問わず学べるよう、eラーニング形式で実践的なカリキュラムを幅広く提供します。
対象

〇地域を俯瞰し、関係者等の合意を得る等、高度な専門性を有する人材
〇個別の分野に精通し、専門的な知見・経験を持って、事業を経営・実行する人材
カリキュラムのイメージ(地域経営分野)

〇基礎編
  地方創生の基本理念、地方創生の政策体系、地方創生の課題と成功する地域、
  地方創生人材の役割と育成、地域経営とは、地域内分権と住民自治 等
〇応用・実践編
  自治体経営・政策形成、住民自治・コミュニティ、まちづくり、ひとづくり、しごと(なりわい)づくり、
  都市と農山漁村、定住・移住・交流、マーケティング・プロモーション、社会包摂、新たな資金調達 等
参考:「地方創生カレッジ」創設に向けて!

引用:「地方創生カレッジ」創設に向けて - 一般財団法人地域活性化センター

現在カリキュラムを準備中で、今月22日に講座が公開予定とのこと。

もうすぐ受講できそうなので楽しみです。

地方創生カレッジで受講できる科目一覧

科目数はかなり多く、地方創生に関するかなり広範な知識をカバーしています。

地方創生にはビジネス能力が不可欠というだけあり、かなり実戦的・ビジネスライクなカリキュラムが多いですね。

以下、公式サイトで公表されている科目の一覧です。

基礎編

概論

・地方創生の課題と成功する地域の条件

・あるものを生かす地域創造力

データ分析・戦略の検討

・事実を正しく分析するための分析の技術~データ分析と比較優位~

・地域活性化のマーケティング

・地域活性化のためのマーケティング戦略~実践的マーケティング~

地域活性化のためのマーケティング戦略~WEBマーケティング~

・地域経済分析の基礎知識

・地域人口推計

事業化・事業推進

・新規事業創出法~想いをカタチにかえる~

・スケールアップのための事業構想

・事業のマネジメント

・地域の中小企業・産業振興策

・民的視点からのガバナンス

・地方創生と事業創造

官民の連携

・企業会計と非営利会計

・シティ・マネジメント基礎

・シティ・マネジメントのための経済理論

その他

・公共政策学の基礎

・文化経済・文化政策論

・非営利組織の理論と実績

・地域課題解決に果たす企業の役割

・地域農業の再生・創生

・都市の現代的振興論

・問題解決力 基礎編

・地域経営を推進する自治体組織を創る -実践編 自分へのリーダーシップ-

専門編

総合プロデューサー概論

・まちづくり

・地域公共サービス

総合プロデューサー戦略の事業化

・地域産業の開発と運営~面的スケールアップのケーススタディ~

・ざっくり分かる資金調達

・プロジェクトの資金調達

・地域ビジネスモデル

・地域産業

・地域リーダー

分野別プロデューサー 観光・DMO

・魅力ある観光地域デザイン

・魅力ある観光地域づくり

・DMO概論

・DMOの経営と観光地域の経営

・観光地マーケティング

・DMO特別講座

分野別プロデューサー その他

・観光地域づくりのための人材育成

・効果的なプロモーション

地域コミュニティリーダー

詳細未定?(講座ページがありませんでした)

地方創生カレッジの講師の質は?

かなり多くの科目を学べる地方創生カレッジですが、その講師の質は気になるところです。

見てみると、講師はみな大学教授でした(全ての講座を確認してはいないので、違う方もいるかも知れませんが)。

大学教授と言っても、やはりビジネス志向の高いカリキュラムが中心となっているだけあって、大前研一氏率いるBBT大学(ビジネス・ブレークスルー大学)や事業構想大学院大学の講師陣が豊富なので、概念的・理論的な話に終始しない、実戦を捉えた教育の提供が望めそうです。

 

僕個人としては、「自ら地方創生に繋がる事業を実践し、その経験をもとに人へ教える方」のお話を伺いたいな、という意向を持っています(木下斉氏とか大好き)。

そういう意味で、この地方創生カレッジでは、自ら事業を実践した経験のある講師の方もおられる事が期待できますし、ぜひ受講してみたいなと思います。

 

ちなみに、この地方創生カレッジを運営する日本生産性本部も、幹部の方は大手企業の重役を経験された方々が多いため、きちんとビジネスを捉えた運営になっていることが期待できます。

地域にお金をもたらすビジネスを成功させる事こそが地方創生のカギなので、こういうコンテンツは非常にありがたいです。

「田舎に移住し、定住して起業を目指す」地域おこし協力隊の人は、ぜひ一緒に受講してみませんか?

何と、平成29年3月までは受講無料!

そうなんです。

この地方創生カレッジ、基本的に有料のコンテンツなのですが(料金は未発表)、今なら平成29年3月まではモニターとして無料受講できるそうです。受講後にアンケートだけ書けばOKだそうで。

これだけのコンテンツ、無料で受講できるとあらば、自分が今学びたいカリキュラムだけでも積極的に受講すべきですよね。

僕は、価格次第で有料プランも申し込みを検討しようかなーと思います。

 

パソコンのみならず、スマホやタブレットからでも受講可能(動画を視聴する形)という事なので、全国どこでも学びやすいのは良いですね。

地方創生を担う人、地域おこし協力隊、まちづくりに携わっている人、自治体職員などなど、ガンガン勉強してもらってドンドン地方が活性化したら良いですなー。

僕も受講してみて、これからの地域おこし協力隊の活動にぜひ磨きをかけたいと思います。

一緒に受講したい尾鷲の仲間求ム!

 

 

じゃあの。

 

 

【追伸】

まちづくり分野で僕が最も愛読している、木下斉氏の本です。

全国の地域おこし協力隊は、少なくともこの本だけは絶対に読んだ方が良いと思いますよ。あなたの任期終了後の生活にも大きく関わってくる、大切な考えが書いてあるので…