うまい店がもっと尾鷲に増えたらいいよね。
こんにちは、すずきです。
市内の空き家を流通する仕組み「空き家バンク」
僕は尾鷲市の地域おこし協力隊として、移住促進に取り組んでいます。
その一環としてのルーチンワークに、「空き家バンクの運用」を行っています。
空き家バンクは、全国各地で増加する空き家を市場に流通し、空き家の倒壊等による近隣住民への被害を防ぐための仕組みです。
今は移住促進に取り組んでいる自治体が、移住施策の一つとして取り組んでいる例も多く見られます。
僕も移住促進のセクションにいながら空き家バンクを運営しています。
田舎には不動産屋の情報がろくに無いので、移住希望者に物件情報を提供する(しかも仲介手数料が発生しない場合も)意義は大きいですね。
基本的に、大家さんの希望額に基づいて物件情報をWeb上で掲載し、それを見た利用希望者を直接大家さんに引き合わせ、交渉してもらう形のルールになっています。
なので、言葉は悪いが素人値付けの物件がほとんどで、中には掘り出し物もあります。
まぁ、そもそも集落とかには不動産の取引相場自体が無いので、そうならざるを得ない状況なのですが。
僕も着任以来、新たな物件が登録されるようにと色々取り組んでいます。
張り紙で賃借人を募集している家に電話してみたり。
空き家っぽい物件の所有者を調査して営業してみたり。
おかげさまで、格段に尾鷲市空き家バンクの物件登録数は増えました。
問合せ数も増えて、外から尾鷲に移住する人、Uターンする人もいれば、市内で住み替えや別荘に使う人も多いです。
そんな方々の問合せに日々対応し、内覧の案内し、さながら不動産屋のような業務を行っていたりします。
店舗物件の取り扱いも増やしていきたい!
僕の個人的な想いですが、店舗物件の登録数も増やしたいなと思います。
やっぱり、「店を開きたい」という方からの問い合わせも頂くので。
シャッター商店街があるように、尾鷲には空き店舗物件も多い。
それも住宅と同様に、建物老朽に伴う諸問題は避けられません。
しかし、やっぱり「空き家バンク」という名前だからか、どうしても店舗オンリー物件の登録って無いんですよね。
それは、やっぱり勿体ないんじゃないか?
建物は使用者がいないと、急速にくたびれてきます。
こんな感じになってしまっている物件も…
ずっと閉めっぱなしで換気が出来ず、湿気が溜まって中の木材が腐り落ちたのでしょうか。
こういう現象は、住宅でも店舗物件でも変わりませんよね。
だから、それを防ぐという目的が一つ。
もう一つは「尾鷲に店舗がもっと欲しい」という所です。
美味い店が尾鷲に増えれば単純に嬉しいじゃないですか。
僕としては、浜焼き、タイ料理、インドカレー、韓国料理あたりの店が欲しいなー。
それに、お店が尾鷲に増えれば、それだけ法人税収も増えますし、内外からその店に食べにくる人も出てきます。
だから、ただ住宅情報を提供するだけより、店舗物件も紹介していく方が、絶対地域のためになると思うのです。
という訳で、また張り紙営業で市内をぐるっと回ってこようと思います。笑
また、尾鷲市内で空き店舗情報知っている方は、ぜひご教示下さいますようお願い申し上げマックス。
店舗物件を紹介するだけじゃなく、開業許可の手伝いとか、開業後の販促までサポートして行けたらいいな。
じゃあの。