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僕ら一般庶民の投資家は、決してギャンブル依存症をバカにできない

今日のニュース。ギャンブル依存症患者は月平均5.8万円をパチスロ等のギャンブルに費やしているそうです。

これだけ見ると「ギャンブル依存症はクズだな」なんて無責任な意見が飛び交うのがネットの常ですが、少しでも株やらFXやら投資を行っている人は、決してギャンブル依存症患者をバカにしてはいけません。

なぜなら、僕達そこらの投資家は知らず知らずのうちに「ギャンブル的投資」を日常的に行ってしまうからです。

 

あなたもこんな経験はありませんか?

「夏休みは相場が下がる傾向にあるから、とりあえず適当に銘柄買ってみよう」

「この仕手株上がりそうな気がするからちょっと買ってみるか」

「そろそろ地震来るかもしれないしゼネコン株を買っとくか」

 

不確かな理由でポジションを持ち、その値上がり(or値下がり)に期待するというものです。

これは投資の本分である「勝ってお金を殖やす」という行為を、あくまで運に委ねてしまという意味で「ギャンブルである」と言えるんです。

勝ってナンボの投資の世界なのだから、「勝てるかどうか、儲かるかどうか」をキッチリ分析した上でお金を投じなければなりません。

投資はビジネスと同じで、ギャンブルとは対極に位置するもの。これを忘れちゃならないのです。

 

ちなみに、パチスロの還元率は約85%と言われています。100万円を投じたら、85万円になって返ってくるということです。

しかし、例えば闇雲に売買を行うFXであったらどうか?瞬く間に100万円が30万円になることもあれば、レバレッジをかけすぎて追証の嵐で借金まみれになることもあります。

パチンコなどのギャンブルより、下手な鉄砲を数打つギャンブル投資はよりいっそう危険が高いのです。

 

ですが、どうしても僕達は目先の欲に囚われてしまい、不確かな理由でも売買を行ってしまうことがしばしばあります。

自分が決めたルールや長期的な視点を忘れ、その場で「儲かるかも」と思って安易に飛びついてしまう。そして損してしまう。

これの繰り返しを多くの投資家がしてしまうため、「投資は忍耐」という言葉が出てくるほどになるんですね。

 

だから、僕達投資をやっている人間は、決してギャンブル依存症をバカにはできません。

ギャンブル投資に陥らないように、きちんと投資対象をリサーチし、未来を見据えて「これは将来伸びる!利益が出る!」と自分なりに信じられるもののみに投資するように心がけるのが最も堅実な手法です。

 

それをやるだけで確実に勝率がグンと上がるのに、多くの投資家がやらない・できないのは彼らが投資をナメていて「楽して儲けたい」と思う気持ちが強いからです。

楽して儲けようとは思わず、ギャンブルをしようと思わず、ゆっくりじっくり綿密にリサーチをして投資をするようにしましょう。

投資対象選びに自分なりの芯ができると、それもまた楽しいですしね。僕もその芯を作り、外さないように投資することを勉強し続けております。

 

まぁ、ウォーレン=バフェットの受け売りな要素も大きいですが。笑

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【次はこの記事もオススメ】

⇒ギャンブル投資を頻繁に行う人は、投資詐欺に遭う可能性も高いわけで…。僕も何度も騙されましたが、よくよく気を付けてくださいね。

⇒僕の投資ポートフォリオです。どうしても株とFXはギャンブル投資に陥りそうになってしまうので、不動産や積立投資、そして自分が「絶対に伸びる!」と確信している仮想通貨に資金を集中させています。

⇒宝くじだけは絶対買っちゃいけません。パチンコよりも還元率が低く0.5割というひどい数字ですからね…最悪のギャンブルの一つです。