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たった1,200円で、尾鷲の新鮮な食材が食べ放題!天満荘の月一バイキングにやっと行けたよ

いやー、今回ようやく行くことができました!

こんにちは、すずきです。

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天満荘プレゼンツ 人気のランチバイキング

今日のお昼は、毎月第三日曜日だけ開催する天満荘のランチバイキングでした。

天満荘は、尾鷲の天満浦地区にあるカフェで、地域団体「天満浦百人会」が運営している施設です。

百人会のドンである松井さんには色々とお世話になっており、その他の百人会メンバーの方々とも、個人的に良い繋がりを持たせてもらっています。

その縁もあって、このランチバイキングには行きたい、行かなきゃ、と前々から思っていたのですが、なかなか予定が合わず。

しかし、この月一バイキングが始まって数ヶ月経った今日、ようやく予定が合って参加することができました。

 

天満荘は大正時代の古民家を改装した、非常に趣のある施設。

天狗倉山のふもとから、雄大な海と山の景色を望む抜群の立地です。

そんな場所で、一人1,200円で70分、ランチバイキング食べ放題なんですよ。

 

ちなみに、この天満浦の対岸、向井地区にはみんな大好き「夢古道おわせ」があります。

ここでも同様に、「お母ちゃんのランチバイキング」と称して、一人1,200円で毎日ランチバイキングを提供しています。

元々は、天満浦百人会も夢古道でバイキングを提供していたそうです。

その時は百人会も含めて計3つの団体が交代で調理を担当していたそうで、その中でも百人会は人気が高く、固定ファンも付いていたと言います。

 

 

その後、諸々の事情で天満浦百人会は夢古道を離れたそうですが、今年、天満荘で月一だけランチバイキングを再開することとなったのです。

 

なぜこの機会に再開したかと言うと、それは「天満荘を守るため」

 

現在、天満荘は屋根瓦の破損や床のへたり等が生じ、補修が必要な状況にあります。

しかし、「地域の交流拠点」「地域の防災拠点」という意味合いが強く発足したカフェだけあり、補修に要する費用を十分に捻出できる状況ではないと言います。

 

とは言えども、経営を続け、地域に価値を提供し続けるには、どうしても補修が必要。

 

なので、その為の費用を何とか工面しようと、天満浦百人会や、ファンの方々が一念発起したのです。

応援してくれる市内外多数の方々から募金を頂いたり、こうしてバイキングを開催して売上をアップしたり。

「補助金がー」「助成金がー」「出資がー」などと言わず、自分達の力で資金を集め、事業継続を目指しているのです。

 

いち企業であれば、そうやって利益を積み上げて事業を継続していくのは当然。

しかし、天満荘はあくまでも「地域のため」を第一に考えて運営されている施設。

そこには、松井さんの地域に対する強い想いがあります。

 

自分や会社のための利益ではなく、地域のための利益を積み上げていく。

その活動は今後も続けて行くべきであるし、補修費用がかさむからと言って諦める訳にはいかない。

 

だから、天満荘を想い、地域を想い、天満荘の活動に募金などの形で協力してくれる方々が、各所から集まっています。

現在のこの取り組みは「Save the 天満荘」として、Web上でも情報を公開していますよ。

SAVE THE TENMASOU PROJECT

お腹いっぱい頂きました!

さてさて、そんな想いの詰まった月一ランチバイキング。

1,200円のもとを取るべく?ガッツリ食べてきましたよー。

 

まずは客室に案内されるのですが、さすが上質な古民家という佇まいです。

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造りの良さが一目で伺え、上質な空間であると感じさせてくれます。

ちなみに、偶然お会いした副市長と近くの席になりました。笑

 

料理は20種類ほどのおかずに、魚ごはん、白飯、味噌汁、デザート3種類という構成。

ここから好きなものを好きなだけ盛っていきます。

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料理は夢古道と同じく「おかあちゃんの料理」

天満浦百人会のお母ちゃん達が丹精込めて作っている料理です。

それゆえ、レストランバイキングのような感じではなく、あくまで家庭料理の佇まいと味わい。

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しかし、夢古道で最も人気だったと言うだけあって、確かに美味しいです。

 

何と言うか、安心して腹いっぱい食べられる味。

尾鷲らしい濃い味のものもあれば、優しい薄味のものもあり、ちょうど良い。

さらに、色んな素材が新鮮なのが、その味の秘訣なんでしょうね。

 

特に、この鯛のお頭の煮付けはめっちゃ美味かった!

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ふわふわ、しっとり、コラーゲンはトロトロ、味付けはご飯が進みまくり。

こんなのがバイキングで普通に食べられるのは、やはり尾鷲ならではですね。

 

ちなみに、この鯛のお頭から「鯛の鯛」と呼ばれる魚っぽい形をした骨を見つけると、大漁旗グッズが貰えるらしいです。

僕は残念ながら見つけられませんでした。めっちゃバラしたのにな。

 

デザートのうちの一つ、寒天は天満浦百人会の名物スイーツでもあります。

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甘さ控えめで僕にはちょうど良く、ツルツルと食べられます。

また、おはぎはヨモギのような草が練り込んであって、爽やかな風味が僕好み。

デザートまで美味しく頂きました。お腹いっぱい。

 

帰りはお土産にと、料理を色々とパックにまで詰めてもらっちゃいました!

「鯛のお頭最高でした」と言ったら、あれよあれよと色々頂いてしまい…

いやー、今日の夕食が決まりましたな。ありがとうございます。

うちの祖母も「百人会の料理は美味いんやで!」と喜んでくれました。

 

 

天満荘のランチバイキングはまた来月も開催予定。

なかなか土日の予定が詰まってる僕ですが、都合が合う時はまたぜひ行きたいと思います。

 

ちなみに、対岸の夢古道おわせでも、ランチバイキングに新たな動きがあるようです。

さらなる進化に期待して、こちらもまた行かなきゃなりませんな!

 

ランチバイキングと言い、おととと言い、網干場と言い、尾鷲には話題に事欠かない食堂がいっぱいあって良いですなー。

ラーメンとかオムライスとか、魚以外にもうまい飯を出す店もありますしね。

尾鷲の食事情、意外と充実しているのかも知れません。

 

 

じゃあの。