こんにちは、すずきです。
先日、誕生日の祝いに、相方に東京・丸の内の新丸ビルにある "Salt by Luke Mangan"(ソルトバイルークマンガン) でコースランチをご馳走してもらいました。
なかなか珍しいオーストラリア料理を出すお店で、雰囲気も良いし、食事も美味しくてとっても満足。
気の知れた友人と一緒に優雅な休日ランチを楽しむも良し。ランチ会合の場として使うもよし。もちろん記念日などのお祝いの場としても良いおしゃれなお店でした。
丸の内の美味しくて使えるお店、知っていて損はありませんよー。
【もくじ】
- Salt by Luke Mangan"でプリフィックスコースランチを頂きました
- "Salt by Luke Mangan"店内の雰囲気
- 結構人気なので休日は要予約!
- Salt by Luke Manganの営業情報
Salt by Luke Mangan"でプリフィックスコースランチを頂きました
僕達が頂いたのは、前菜・メイン・デザートの全3品をそれぞれ数種類の中から好きなものを一つ自由にチョイスできるプリフィックスランチコース。
オーストラリア産食材にこだわりを持った料理はどれもこれも目移りするものばかり。そこで何とか選び出した(笑) 料理をひとまず紹介しますね。
アミューズは、オリーブオイルの香るババロア
全3品の前に運ばれてきたのが、この一口スプーンに乗った面白いアミューズ。一見「なんだこれ?」と思いますが、甘くないババロアを付け合わせと共にオリーブオイルで頂くというものです。
フルーツジュースをスパークリングワインで割った食前酒と共に頂きます。
口の中にこのアミューズを入れると、まずオリーブオイルの香りとなめらかな感触が広がります。そして直後に、付け合わせのアクセントが利いたババロアの柔らかーい食感が爽やかな印象を与えてくれます。
オリーブオイルを口いっぱいに含んでいるのに、全然油のこってりした嫌味がありません。「上等な素材を使っているんだなあ」と感じさせる一品でした。
前菜はフワフワ卵のエッグベネディクトで!
写真を見てみてください。一番上、卵の部分がフワッとしっかり盛り上がっているでしょ?
卵黄がきっちり立つ卵は新鮮な証拠。とろ~りクリーミーなチーズに覆われた卵の頭にナイフを入れると、瞬間に美しい色艶の黄身がトロっと流れ出し、エッグベネディクトを黄色く染め上げていきます。
後はナイフで食べやすい大きさに切って、チーズ・卵・ほうれん草・ベーコン・マフィンを卵黄のソースと絡めながら頂きます。
写真ではちょっと分かりづらいですが、このエッグベネディクト、結構食べごたえがあります。朝マ〇クくらいはあるかと。
でも、それでも飽きずに最後まで楽しく頂くことができるのは、卵をはじめとした素材たちのクリーミーで優しい味わいのおかげです。美味しい。
しかし、オリーブオイルで頂くバゲットも付いてくるので、エッグベネディクトのお腹に溜まる感はヤバい…笑 あなたが量をたくさん召し上がる人でなければ、多分ほかの前菜の方がちょうど良いかと思われます。
(他の前菜メニューの紹介も後でしますよー)
メインはオーストラリアの定番!数量限定ミートパイ
さてさて、メイン料理はコレにしました。オーストラリア名物の定番料理、ミートパイです。;
僕はエッグベネディクトからのミートパイ(そしてバゲットおかわり2回)という炭水化物祭りになってしまったことを軽く後悔しましたが、このミートパイはそれを吹き飛ばす本格的な逸品でございました。
最高のタイミングで焼き上げられているのでしょう。カリカリサクサク感が見た目からたまらないパイ生地が、照明と日光にキラキラと輝いているのが美しいです。
パイの下にはマッシュポテトが敷かれており、さらに肉汁で作ったグレービーソースが溜まっています。もちろん、ミートパイと一緒に頂きますよ。
さて、まずは入刀です。ナイフを入れるとやっぱり、パイがサックサク!
すごい量のオージービーフがパイの中に隠れていました…!いや、この量といい、脂身がなくてホロホロと柔らかい感じと言い、テンダーロインステーキを思わせます。
これぞオーストラリア料理、と言わんばかりの迫力です。さすが「10個の数量限定」と書いてあっただけあり、シェフの気合がしっかりこもっていますね。
かなりのボリュームのミートパイを、ナイフとフォークで食べやすい大きさに切って、マッシュポテトとグレービーソースを絡めながら頂いていきます。
お肉は食べごたえがあるけど全然くどくなく、肉の旨味がじっくり楽しめる感じ。さらに肉の旨味が濃縮されたグレービーソースがサクサクのパイと絡んできて、とっても贅沢な味わいです。
もうミートパイを食べたらそれだけでお腹いっぱいになります…!うーむ、もしかしたらルーク=マンガン氏は大食漢なのかもしれん(氏がシェフという訳ではないが)。
デザートは「フロマージュ・ブラン」。嬉しいメッセージも!
さて、最後のデザートは「フロマージュ・ブラン」を選択しました。
「フロマージュ・ブラン」はフランス原産で、クリーム状のチーズの一種。ここのチーズ専門メディアによると、クリームチーズより質感が軽く、マスカルポーネより酸味があってアッサリしているとか。
僕が頼んだデザートには、フロマージュ・ブラン以外にも様々な付け合わせがありましたよ。
真ん中に半解凍のフロマージュ・ブランが鎮座しており、その上には梨(だったと思う)のソルベが乗っています。隣にはアーモンドのキャラメリゼ。そして、ベリーソースと3種のベリー、アクセントのピスタチオがプレートを華やかに彩っています。
フロマージュ・ブランもソルベも独特の味わいがあり、僕は好みの味というわけではなかったけれど、酸味の利いた上品な甘さは好きな人にはたまらないでしょうねー。
ちなみに、食後のコーヒーかティーも選ぶことができ、デザートと一緒にゆっくりと大切なランチの時間の最後を楽しむことができますよ。
僕は大好きなコーヒーをチョイス。全然雑味がなく、とても飲みやすいコーヒーでした。デザートの甘さをちょうど良く中和してくれて、くどさが残りませんねー。
前菜、メイン、デザート、食後の一杯 その他メニューをご紹介
"Salt by Luke Mangan"のプリフィックスランチは、それぞれ選べるメニューが多くて、どれを食べようか結構迷ってしまうほどです。笑
せっかくなので、僕が頼んだ以外のメニューも一部紹介しますね。ただし、その日によってメニューは変わるので、必ずしもこのメニューがあるとは限りませんのでご注意!
前菜メニューの一例
▲相方が頼んだオムレツ。きのこと三つ葉、ソースが掛かっているのが面白い。
・バーニャカウダ
・契約農家産直有機野菜のサラダ
・オムレツ(写真上記)
・エッグベネディクト
・シャルキュトリー(追加料金)
メインメニューの一例
▲相方が頼んだ白身魚のグリル。そら豆のソースだったかな?たっぷりの豆苗もおしゃれでいい感じ。
・契約農家産直有機野菜のサラダ(ホールサイズ)
・フィッシュ&チップス
・ファラフェルサンド
・大山鶏肉のスパイスグリル
・自家製プレミアムチーズバーガー
・白身魚のグリル(写真上記)
・本日の鮮魚(追加料金)
・ミートパイ(数量限定)
デザートメニューの一例
▲キャラメルアイスのクリームブリュレ。相方もクリームブリュレ好き。
・フロマージュ・ブラン
・キャラメルアイスのクリームブリュレ
・アプリコットのタルト
・季節のフルーツプレート(追加料金)
前菜もメインもデザートも、僕が思い出せる範囲&ぐるなび掲載メニューで書いてます。実際にはそれぞれもう1~3個ぐらいメニューがあったと思います。かなり多くの選択肢があって、何を食べようか悩むはずですよ。笑
オーストラリア料理ってどんな感じ?
さて、Salt by Luke Manganのプリフィックスコースランチの内容についてお伝えしてきましたが、同店の提供する「オーストラリア料理」って、果たしてどのような料理なのでしょうか?あんまり聞いたことないですよね。
実は、オーストラリアはイギリスの植民地だったこともあり、料理もイギリスを基本としています。なので、フィッシュアンドチップスやミートパイ、シリアルといった欧米的な食事が主流です。
ただし、シドニー等では海産物の水揚げや流通が非常に盛んで、シーフードが多く食べられていたりします。また、オーストラリアならではのカンガルー肉やタスマニアサーモンといった地域食材や、納豆ペーストのような味のベジマイトというペーストが存在しているなど、イギリス料理にはないオリジナリティも有しています。
そして、Salt by Luke Manganで頂いたオーストラリア料理は、上記のような一般的な料理とはまた違う「モダン・オーストラリア料理」というものに分類されるそうです。
モダン・オーストラリア料理というのは、フランスやイタリアといった美食の国の料理をベースにし、さらに地元食材やアジア等の食材を用いてクロスオーバーしたもの。移民大国オーストラリアならではの料理、というわけですね。
"Salt by Luke Mangan"店内の雰囲気
引用:https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13038524/dtlphotolst/3/smp2/?mode=owner
Salt by Luke Manganの店内はこんな感じ。白を基調としたモダンでカジュアルなレストランです。スタッフの方々もキビキビ、そして明るく対応して下さるのでとても気持ちが良いですよ。
お店の雰囲気は丸の内や新丸ビルともピッタリ合っている印象で、「上品で落ち着いていて、かと言って高級すぎず、気軽にゆったりと過ごせる」ようなイメージでしょうか。
お客さんの層は40代くらいのマダムや夫婦、40~50代の一流ビジネスマンといった感じ。上品に良い食事を楽しんで頂いている方が多いなぁ、と思いました。
「高級レストランに食事に出かけるのは肩肘張って嫌だから、カジュアルに良いものをゆったりと頂けるレストランに行きたい」というあなたにはオススメです。
超高層ビル群と皇居の緑を同時に眺められる丸の内ならではの眺望も、とっても良い雰囲気ですよー。
結構人気なので休日は要予約!
このお店は、訪問の二週間前くらいには相方が予約してくれていたらしいのですが。
もうその時点で当日日曜日の予約は11:30台・12:00台と埋まってしまっており、11:00台の予約で何とか席が確保できた、という状況だったようです。
Salt by Luke Manganは結構席数も多いのですが、それでもランチがこんなに埋まってしまうというのは、かなりの人気を誇るお店なんだなーというのを感じますね。
ちなみに、17/4/24時点での食べログ評価は3.61でした。食べログは自分達の都合で店舗の口コミ評価を下げることで有名ですが、評価の高い店の点数には信ぴょう性があるので安心です。
Salt by Luke Manganに関しては口コミ数が185件もあったので、これもクオリティの高さをしっかりと表している結果だと言えるんじゃないでしょうか。
行ってみて損はないお店だと思うので、あなたもぜひ一度行ってみてはどうでしょうか?
以下一休.comのリンクです。電話より予約がカンタンなので良いですよー。
Salt by Luke Manganの営業情報
所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング6F
交通アクセス:JR東京駅から徒歩1分・東京メトロ丸の内線直結(大手町駅、二重橋前駅も利用可)
営業時間:11:00~15:30(L.O.14:30)・17:30~23:00(L.O.22:00) 日祝17:30~22:00(L.O.21:00)
TEL:03-5288-7828(問合せ専用番号)
席数:85席(個室有、貸切可)
HP:http://www.pj-partners.com/salt/
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