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夜行バスで居合わせたんだけど、大声で寝言を言う人はヤバイらしいよ…

ビックリして、ろくに寝付けませんでしたよ…

こんにちは、ロングスリーパーのすずきです。

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新宿から、尾鷲行きの夜行バスにて

この前の土日、また東京に弾丸帰省していました。

東京と尾鷲を行き来する際の移動手段は、もっぱら夜行バス。

なぜなら、夜行バスもまた特別な存在だから…ではなく、単純に一番安いからです。

 

埼玉の大宮から発車して、池袋・新宿・横浜を経由し、尾鷲・熊野・新宮・那智勝浦まで行く夜行バス。

三重交通と西武バスが共同運行するこのバスが、僕がいつも使う夜行バスです。

毎日往復一便出ているので、とても使いやすくて重宝しています。

 

もちろん、夜行バスなので寝心地はあまり良くありません。

しかし、寝るだけの夜の時間を使って移動するので、翌日の時間を有効に使うこともできます(疲れはしますが)。

 

さて、日曜日、そんな夜行バスに新宿駅前(バスタではない)から乗り込み、東京と少しのお別れ。

いつものように水とアイマスクをセットして、眠りにつきました。

 

…それから数時間後。

 

レム睡眠の中でいきなり聞こえてきた「ウアァァー!!」という大きな叫び声。

あまりの迫力に僕は飛び起きて、小さく「うおっ」とつぶやいてしまいました。

 

でも、周りを見回してみても、特になんら変わったことはない。

みんな普通に寝てるし、僕や誰かが襲われたような形跡はありません。

 

僕も夢うつつだったので、「ただの夢か…」と考えました。

まぁ、ビックリしたので心臓ドキドキで、しばらく眠れませんでしたが…

 

でも、数時間後。

今度は何とはなしに目が覚めました(夜行バスだと大体一時間おきに目覚めてしまう)。

恐れていた悪夢(叫び声のやつ)も特に見る事なく、ちゃんと休めていました。

 

が、しかし。

その叫び声が夢ではなかった、という事が分かりました。

右前に座っている若い男性客が、「何やコラァ!」と何の脈絡もなく叫びました。

 

その声は、数時間前に聞いた叫び声と同じでした。

 

さすがに驚いて、僕はその客をじっと見てみたんですが…

どうにも起きている感じではなく、うとうと眠っているんですよね。

 

それから数十分したら、また彼が叫びました。

「えぇから掛かってこいやコラアー!!」

 

相変わらず眠っているっぽかったです。

その数分後、何事も無かったかのように目覚め、伸びをしてから再び眠りについていました。

 

僕はビックリしながらも、「寝言じゃ悪気無いし、仕方ないよな…」と思い、我慢してそのまま眠る事にしました。

…っていうか、車内全体に響き渡る声で叫んでるのに、何で周りの人は誰も起きないんだよ。すげえなオイ。

 

それから後は、(たぶん)彼は寝言を叫ぶこともなく、朝5時前に大台町辺りで降りて行きました。

僕はそれを確認してホッと胸をなで下ろし、尾鷲までの残り1時間半を安らかに過ごしましたとさ。ちゃんちゃん。

調べてみたら、彼は危険だったのかも知れない

まぁ、夜行バスである以上、そんな出来事に遭遇するのも仕方ない。

とは思いつつも、どうにもその出来事は気になる訳です。

だって、普通の人はそんな大声で寝言なんて言わないですからね…

 

きっと、例の彼は仕事なり何なりでストレスが溜まっていて、東京で酒を飲んだ帰りだったんでしょう。

でも、今まで精神的にキツイ状態の仲間や自分自身の睡眠を見てても、そんな寝言を言う人って一人もいませんでした。

そう考えると、やっぱり何か異常なんじゃないかなーと。

 

ふとそう思って、「大声 寝言」で検索したら、案の定でした。

どうやら、彼は病気であるか、その前兆を持っている可能性が高いようです。

 

大声で寝言、しかも攻撃的な発言をする人は、原因としては過度のストレスや飲酒が考えられるそうです。

しかし、そういった行為が続く場合、「夜驚症」「レム睡眠行動障害」といった症状と診断されると言います。

睡眠中に大声で叫んだり、夢の内容に沿って寝たまま行動する症状です。

 

で、大人がそれらの行動を取っていた場合、それは認知症やパーキンソン病(身体が自由に動かなくなる病気)などの前兆である可能性もあるとか。

彼は若かった(多分20代)のですが、その歳でそれらの病気になったらかなり辛いですね…

何とか症状に気付いて、松阪あたりの良い病院で治療を受けて貰えれば良いんですが。

大声の寝言には気を付けよう

という訳で、あなたも周りに大声で寝言を叫ぶ人がいたら、ぜひ病院に行くよう勧めてあげてください。

そして、自分自身にそういう症状が出ていったら、きちんと病院に行くのが吉ですね。

 

ちなみに、普通のごにょごにょした寝言を言うだけであれば、特に問題は無いそうです。

一緒に泊まった友達が何か面白い寝言を呟いていたら、笑い話にしてあげましょう。

そして、こっそり枕元にレコーダーを置いて、もう一度面白い寝言を録れないか期待しましょう。

 

 

じゃあの。