こんにちは、すずきです。
僕は三重の田舎町・尾鷲市で移住促進業務を行っています。
この記事では、移住担当者の知見から、田舎暮らしに関心がある方に向けて「情報収集用に見るべきWebサイト」の情報をまとめます。
実際に田舎でのんびりゆったり快適な暮らしを送るためには、まずは情報収集が必須です。
田舎暮らしに対する自身のイメージと現実のギャップを無くし、メリット・デメリットを把握しつつ自分の入りたい地域を探しましょう。
移住の第一歩として、この記事を参考に田舎暮らしの情報収集をしてみてください。
【もくじ】
- ニッポン移住・交流ナビ JOIN
- 地域おこし協力隊公式サイト
- 全国移住ナビ
- TURNS
- ソトコト
- 灯台もと暮らし
- 移住ナビ
- ジモトのココロ
- SUUMO 移住・田舎暮らし
- まだ東京で消耗してるの?
- takahirosuzuki.com
- 人生ドロップアウトドア
- さいごに…
ニッポン移住・交流ナビ JOIN
「一般社団法人 移住・交流推進機構」が運営する、田舎暮らしのポータルサイト。
田舎暮らしに必要な情報や各市町村の情報が網羅されており、田舎暮らしに興味がある人が一番最初に見るべきサイトです。
JOINの主催する各自治体の移住相談イベント情報や、各地域のPR、田舎の仕事情報、物件情報、地域おこし協力隊といった情報を得ることができます。
まずはJOINを皮切りに、興味のある自治体のサイトなどで田舎暮らしの情報を収集していくと良いでしょう。
地域おこし協力隊公式サイト
https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/
上記「JOIN」の一コンテンツなのですが、地域おこし協力隊の公式サイトも見る価値があります。
地域おこし協力隊は、市町村からの委託で田舎の地域活性化業務を請け負う制度。
最長3年間、安定した給料を貰いつつ田舎暮らしをして、将来の地域への定住や起業の準備をします。
僕も尾鷲市の地域おこし協力隊として活動していますが、まちづくり活動に日々携われるのはとても面白いですよ。
全国移住ナビ
https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/
総務省が運営する「全国移住ナビ」では、各自治体のプロモーション動画の閲覧や移住者インタビューなどをチェックすることができます。
あまり情報が多い訳ではありませんが、全国の自治体の移住に関する情報も網羅されています。
JOINと合わせて、全国の自治体情報を入手するポータルサイトとしての利用をおすすめします。
TURNS
後述の「ソトコト」と並ぶ、田舎暮らし系雑誌の大手「TURNS」のWebメディア。
各地域のイベント情報を主に掲載していますが、クオリティはやはり雑誌系。
きちんと現地へ取材し、パリッとした写真と共に読みやすい記事を提供しています。
運営会社はローカル志向の広告代理店なだけあって、掲載イベントの共同主催なども行っているようです。
ソトコト
ソトコトは「ロハスを発信する」媒体ですが、ローカル情報も多く取り上げられており、良質な田舎暮らし情報を入手することができます。
切り口がロハスと言うだけあり、「田舎暮らし」らしい自給自足のライフスタイルを送る人への取材記事などが読めます。
Webサイトはちょっと固くて読みづらいですが、雑誌は毎号特集も変わり、ボリュームも多いので面白いですよー。
灯台もと暮らし
「灯台もと暮らし」は、ローカルを中心としたライフスタイルを発信しているWebメディア。
発起人・編集長の伊佐さんは、日本全国や海外各地を巡りつつリモートワークを行うノマドな方です。
特定の地域の情報発信が多く、高知の嶺北・島根の海士町・岩手の遠野市など、地域活性化分野で名の通っている地域の情報が多く得られます。
また、東京の下町や宿場町など、田舎暮らしに共通するライフスタイルが息づく都会の情報にもフォーカスしているのが独特です。
移住ナビ
旧「Region Wire」。
都会から田舎に移住し、起業を志すor起業した人々へのインタビュー記事が中心に載っているメディアです。
田舎で面白いこと、自分の好きなことをやりたい方は、色々なインタビュー記事を読んでみると良いでしょう。
移住したい地域を特徴別に探せるインターフェイスも嬉しいですが、まだポータルサイトとしての情報量はありません。
ジモトのココロ
地方の情報を中心に「まちの情報」を幅広く取り扱っているメディア。
移住希望者でなくても楽しめるポップな内容が多く、観光以外のローカルメディアでは最もPV数を稼いでいるのではないでしょうか。
単純に読み物サイトとして面白いので、田舎暮らし以外の記事も読んでみてはどうでしょう。
SUUMO 移住・田舎暮らし
田舎の物件探しなら、SUUMOが最も情報量が多いです。
伊勢とか地方都市に移住を考えている人の物件探しにはベストだと思います。
ただし、不動産業者が扱う物件しか載らないため、ド田舎の物件情報はほとんど無いのでご注意を…
※情報のない田舎町の物件は、一番上で紹介している「JOIN」のサイトから「空き家バンク」の情報を確認してみましょう。
▼ここからは個人のサイト・ブログをご紹介。
まだ東京で消耗してるの?
超有名ブロガー・イケダハヤト氏のブログ。
2014年に東京から高知県本山町に移住し、自身の田舎暮らしを精力的に発信しています。
毒舌炎上ブロガーとして知られるイケハヤ氏ですが、記事で言及していることは基本的に的を射ていて勉強になります。
僕は彼のブログをずっと見て、イケハヤ氏の考え方に励まされ、地域おこし協力隊になることを決意しました。
takahirosuzuki.com
ドメイン名とサイト名が同じ!潔い!そして名前が僕のいとこと同じ!
愛知県新城市で地域おこし協力隊をやっておられる鈴木さんのブログです。
ジビエの話や新城で起こった話、仕事の話、あと趣味のボードゲームの話がメイン。
どの記事も気軽にサクッと楽しめる文章になっているのが素晴らしい。ゴチャゴチャしてなくて読みやすいんですよね。
人生ドロップアウトドア
大手自動車メーカーを退職し、高知県に移住したぴーすけ氏のブログ。DIY力がすごい…!
他にも農業などなど、ぴーすけ氏が行っている本格的な田舎暮らしライフ記事は読んでいてワクワクします。
農村・山村に移住してみたい方にはとても興味深い記事が目白押しだと思いますぜ。
さいごに…
田舎暮らしをしたい人への一番のオススメWebサイトは、こちら▼
田舎の漁師町で好き放題つぶやく地域おこし協力隊のブログです。よろしくね。
田舎暮らしには、都会にはないメリットがたくさんある一方、デメリットもたくさんあります。
特に、田舎は内輪ノリが基本の閉鎖的な環境なので、事前にしっかり情報を入手して、うまく地域に溶け込めるようにしないと積む可能性があります。
ですので、まずは最も地域の情報を入手しやすいWeb上で、様々な地域や移住、田舎暮らしの情報を入手することを強くおすすめします。
そしてある程度移住候補地が固まったら、実際に市町村の移住窓口に問い合わせて話を聞いてみるのがベストです。
その後も、実際に住みたい地域にも訪れて地元の人と話をしたり、住める物件を探したり等々、入念に調査してから移住する必要があります。
田舎暮らししたさに「エイヤー!」で移住するのは、ちょっとリスクが大きいのでおすすめしません。
そうそう、三重県尾鷲市に移住したい方は僕までお問合せくださいね。
海も山もあって風光明媚、気候は温暖で魚がひたすらに美味い、市街地はコンパクトで自転車だけで全てまかなえる魅力的な田舎町ですよ。
…という宣伝でした。よろしくね。
じゃあの。