僕は今、自分が住んでいる街から車で2~3時間程度のエリアで主に物件を吟味しているのですが…
案の定、移動にすごい時間と労力がかかってしまうので、遠方物件に投資するのはなかなか大変だなーと痛感しております。
今住んでいるエリアが相当な僻地にあり、投資エリアとして旨味のある場所で最も近い関西圏へ出るには、どうしてもそれ位かかってしまうのです。
残念ながら三重県内や名古屋周辺はあまり良い物件が無い&地震・津波被害が怖いので、利回りの取れる関西圏に出ていくしかないんですよね。。。
とは言っても、やはり遠方物件に投資するのはオススメできません。その理由について、きちんとまとめて書いておきます。
【もくじ】
内覧にも管理にも移動が大変
最大の理由はここですね。僕みたいに車で片道2時間以上となるとかなり大変で、気に入った物件を内覧に行くだけでも一苦労です。
高速料金もかかるしガソリン代もかかる、というかわざわざ時間をかけて行ったからには気分的にも体力的にも一泊したくなるので宿泊費なども発生します。
休日の貴重な時間と使える体力がロングドライブに費やされ、かつ出費もバカにできないとなると、旅行気分でなければなかなか大変です。
幸い、関西圏は観光的にも食事的にも非常に恵まれているので、観光がてらの物件内覧ができるのでまあ助かります。
奈良の物件は特に良いです。御所市は観光地じゃないけど古民家がたくさん残っていて街に趣があるし、地元のうまい店もあるし、良い温泉もあるし地酒も美味しいしでかなりいい街です。
とは言っても、やはり移動に労力がかかるので頻繁には行けませんし、日帰りというのはなかなかキツイです。国道169号線の山道走るのは楽しいけど結構しんどいのよ。
内覧だけで長距離移動も嫌ですが、物件に退去が発生した時やトラブルが起きた時なんかも現地に行かなきゃいけなくなるので、やっぱり大変ですね…。
今のところトラブルは起きていないので良かったです(修繕対応ぐらいならLINEのやり取りで完結できます)。が、今後もしタチの悪い入居者を入れてしまったら…と考えると、やはり遠方管理は辛いところがありますね。
物件の地理感を掴むのが大変
遠方だと移動が大変なので、そう何回もその場所を訪れることも難しいです。
となると問題になってくるのは「物件があるエリアの地理感、調査がしづらい」と言う所なんです。これはなかなかの痛手です。
対策としては、訪れたその日にガンガン周辺を歩き回ったり、地元の人と話してみたり、地元の不動産屋にお客のフリをしてエリア情報や賃料相場を聞き出したりを一気にやることが挙げられます。
そうでないとなかなかエリア分析ができず、検討している物件の賃貸ニーズが正確に掴めなくなってしまいます。重要な空室リスク対策に不安が残ってしまうのは危険です。
僕も正直、今の2棟を買ったのは後から考えると若干ヒヤヒヤもんでした。奈良の御所市も三重の名張市も人口減少が激しい街なので、下手したら全然客が付かない物件に手を出していたかもしれませんから…。
理想は家から一時間圏内で探すこと
やっぱり、投資対象に選ぶ物件は自宅から一時間以内のエリアで探すのが無難です。特に公共交通でアクセスできる場所であれば良し。
僕は今住んでいる街がどうしてもド田舎なので(車で一時間以上行かないと人口10万人以上の街がない)、遠方物件に投資するしかないのは痛いところです。
物件探しは10当たって1見つかればOKぐらいの感覚になってしまう以上、遠方を投資対象にすると内覧の数をこなせないのが痛いです。
家から近く土地勘のあるエリアで良い物件が見つかれば最高なんですがねぇ。
【次はこの記事もオススメ】
⇒僕の独断による投資リサーチ情報のまとめ記事です。投資エリア探しのご参考に。
⇒エリアの調査を行うのに有効な手段の一つがコレ。学区別に平均年収を調査できるので、その地区がハイソなのか廃れているのかが分かり、賃貸需要などを推測できます。
⇒遠方物件を検討する場合、「利回りの高い郊外で」と考えるパターンもあると思います。そんな時に気を付けたいのがコレです!