投資や副業をして年収を上げようと考えているあなたに覚えておいて頂きたいことがあります。
それは「他人がやらないことをしよう」ということです。言い換えれば「大衆に流されるな」ですね。
普段、あなたにこんなクセはないでしょうか。
「人の意見に左右されて、自分の意志が固まらない」
「物事を決める際に周囲の顔色を伺う」
「皆が同じことをやり始めると焦って自分も始める」
正直なところ、僕も結構こういうクセがあります。仕事なんかで迷いが生じている状態だと、どうしても他人の顔ばかり伺うし、他人の意見やアドバイスでコロコロ考えが変わったりしてしまいます。
ですが、副業や投資をして収入を増やそうと考えている場合、そのクセを引きずっていては稼ぐどころか損する可能性が一気に高くなるので、僕もくれぐれも気を付けています。
具体的に言うと「基本的に一人で全て考えて決める。決断を他人に委ねない」ということを徹底的に意識しています。
その考え方の重要性について、今回はあなたに共有できればと思います。
【もくじ】
他人がやらない=ライバルが少ない
まず、他人がやらないことと言うのは、そのぶんプレイヤーが少ないのでライバルも少ないんですよね。
この一点において、その市場では非常に稼ぎやすくなります。
逆に、他人がワラワラと群がっている市場はいわゆる「レッドオーシャン」。数あるECの中でAmazonや楽天市場くらい突き抜けていないと勝てないので、資本的弱者がのし上がるには非常に難易度が高いです。
もちろん稼げないことはないですが、低価格競争になる可能性も非常に高く、労力の割に利益が伴わない状況に陥ることもままあります。
買い手が群がる⇒すぐに下落する
また、投資(というかトレード)で言うと、仕手筋や好決算報告などでグワンと価格が高騰した銘柄は、つまり「買い手が一気に集まっている」ということです。
しかし、そんなストップ高になるような値上がりの後に「うおっこいつぁ熱い!」と言って購入してしまうと、その後すぐに冷めて、跡には火傷しか残りません。
価格の一時的な高騰はすぐ下落に転じるので、他人につられてその株(仮想通貨なども同様)を買ってしまうと非常に危険だということです。
バーゲンセールだからと言って不要なものまで勢いで買ってしまったおばちゃんのようですね。
自分で考え、自分で決めよ
人に流されないようにするには、何よりも「自分で考えて自分で決める」ということが重要です。
他人の意見やアドバイス、批判はあくまで他人の声として捉え、参考にするもよし、しないもよし。最終的には全て自分が決めるので、他人の考えはどうでも良いんです。
自分一人で決めるには、やはりじっくり考えたことによる一本筋が通っていなければなりません。「俺はこれをやるんだ!」としっかりした意志が固まらなければ、結局ブレて他人の意見に左右されてしまいます。
まず大切なのは「自分が何をすべきか、何をしたいか」を一人でじっくり考えること。その上で色々な情報を収集したり、信頼できる人に意見を求めるなどして、自分で情報を見つめた上で決断を行うんです。
それはあなたオリジナルの思考であり、他人に流されない思考であり、大衆が群がる市場に飛び込まない選択です。
これによって、ライバルが少なく、「あの人は何であんなことしてるの?」と後ろ指さされるようなマイノリティな方向でも、自信を持って進んで利益を得ていけるんです。
経済アナリストなんか信用するな
よく株や経済雑誌等などで登場するのが「経済アナリストによる株価予測」。
はっきり言って、こんなん全く信用できません。「勝率〇〇%」なんて言葉に踊らされて、信じて投資判断をしたらバカを見るより他ないです。
だって、いくら彼らが経済に詳しかろうが、先のことなんて誰にも分からないし、そもそもその人が推奨している銘柄の買いポジションを取っている保証も無いわけです。
自らリスクを取らず、メディアのコンテンツのために提供されただけの薄っぺらい判断なんて当たるわけないじゃないですか。本気度が全く足りませんからね。
しかも、こういうアナリストの分析って「直近好決算で今後も続きそうだ」「PERで見て割安だ」「テクニカルが反発の様相だ」なんてファジーな根拠に基づくものも多いんですよ。
普通、ちゃんと予測するなら、将来数年にわたる世界や世界経済の動向、日本経済の動向を踏まえて、その会社の実績と将来展望を業界ベースで分析する位はやるでしょう。
例えば「ライトオンやジーンズメイトは、競合(ユニクロ等)、自己表現ニーズの高まり、世界的な低価格競争、国内市場の縮小により、投資対象には難しい」くらいは言わなきゃなりません(例は僕の独断)。
その程度すら根拠として提示しないアナリストの意見なんて、誰が参考にできましょうか…。当たるも八卦、当たらぬも八卦は単なるギャンブルだ。
大企業社員、公務員は気を付けましょう
さて、この「自分で考え、自分で決める」という考え方ですが、大企業や役所などの行政機関に勤めていると、どうしてもその意識が鈍くなりがちです。
なぜかと言うと、周りにもたくさん人がいるので「この人が決めるだろう」「上司に言われたことをやっておけばOKだろう」という考えに自然となってきてしまうからです。
集団の事なかれ主義に混ざってしまうと、あなたの自分を貫く力が失われ、稼ぐ能力がしぼんでいってしまいます。それは非常にもったいないです。
僕は最初の会社でそれを思い知り、意識の低い諸先輩方に染まりたくない一身でベンチャー企業へ転職を図りました。年収は下がったけど間違いなく正解でした。
結局、本来はリスクを負う当人の思考と決断が最も正確なんですよ。リスクを取らない他人の意見には重みがない=徹底的に考えた答えではないのです。
でも、逆にあなた自身が私財を投じて、損を覚悟で利益を取りに行くとしたら、そりゃあ損はしたくないからと必死で情報を集めて決断しますよね?
その自分自身の判断を一番大事にすればいいんです。逆に、それすらできず他人の意見を鵜呑みにして決断を行うレベルであれば、そもそも手を出してはいけませんよ。
ライバルが少なく、旨味が多いマイナー市場に飛び込みましょう。自ら考え、自ら決断し、他人と同じ方向に行かないようにしましょう。
僕はまだまだマイノリティしか市場に参加していない仮想通貨投資をガッツリ実践していますが、おかげで今年は年間20%以上のリターン(ほぼ含み益ですが)になりそうです。
今年5月以前から投資を行っている諸先輩方は資産が数十倍、数百倍になっている人も多いので僕はまだまだですが、それでも美味しい思いができているのは、自ら「仮想通貨は世界を変える!」という判断を手に入れたからですね。
ぜひ、あなたも自らの判断で、新しい世界に飛び込んでみてください。少なくとも投資や副業については僕は大歓迎でございます(特に仮想通貨、不動産投資)。
また、仮想通貨投資にちょっとでも関心が出たら、実際に少額からやってみたら良いと思います。数千円から投資できるので。
以下の記事を参考に、仮想通貨取引所で口座開設からスタートしてみましょう。もちろん、やみくもに投資するのではなく、きちんと仮想通貨を学んだ上で、自らの判断で投資してくださいね。
【次はこの記事もオススメ】
⇒仮想通貨を買う場合の僕のオススメ通貨一覧です。この情報をもとに、自分で調べ、自分で良いなと思ったものを買うようにしてください。鵜呑みはダメです。
⇒この記事の主旨に照らして、もう一つ言いたいのがコレです。自分がよく分からないものほどきちんと調べましょう。そうすれば、他人に流されない方向に向かえます。