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悪徳業者にだまされる人の特徴と、だまされないための方法

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この前、事務所にインターネット回線の営業電話が来ました。

 

「NTTとプロバイダの請求を一括化できて、プロバイダ利用料ぶん安くなって、工事も不要ですし、悪いお話ではありません」

いい営業トークだなと思いました。サラッとお客のメリットをわかりやすく伝えて、その場で「イエス!」と答える人も出そうです。

 

ですが、会社を調べてみたら悪評ばかりで…行政指導も受けた悪質な業者みたいでした。

んで、調べていく中で見つけたYahoo!知恵袋のコメントについて。これが本題です。

光ギガというものに何ヶ月か前に変えたのですが、前はフレッツ光隼で料金が6000円くらいだったのが9800円に上がっていました。元々電話をあまりかけないのでどうなってるのか分かりません。
速度が速くなり、安くなるというので変えたのですが。どういうことか分かる人いませんか。NTTから明細書は来るのですが、内訳が書かれてないので困ってます。

「光ギガ」というのは、今回営業を受けた会社のサービスを指します。

 

この知恵袋の質問を見て、あなたはどう感じますか?

 

今回は「悪徳業者にだまされる人の特徴」について解説し、だまされないために何が必要になるか、ということもお話しようと思います。

正直、不動産業界も悪徳業者が多いです。不動産投資をするなら、この知識は最低限必要なので、必ず読んでおいてください。

 

【もくじ】

 

だまされる人は「調べようとしない」

知恵袋の質問内容を見て、すぐにピンと来た方もいるかもしれません。

悪徳業者にだまされる人は、「自分で調べない」という大きな特徴があります。

 

もう一度質問内容を見てみましょう。

光ギガというものに何ヶ月か前に変えたのですが、前はフレッツ光隼で料金が6000円くらいだったのが9800円に上がっていました。元々電話をあまりかけないのでどうなってるのか分かりません。
速度が速くなり、安くなるというので変えたのですが。どういうことか分かる人いませんか。NTTから明細書は来るのですが、内訳が書かれてないので困ってます。

 

ここで気になるポイントを以下に3つ抜粋して解説しようと思います。

 

①元々電話をあまりかけないのでどうなってるのか分かりません。

②速度が速くなり、安くなるというので変えたのですが。どういうことか分かる人いませんか。

③NTTから明細書は来るのですが、内訳が書かれてないので困ってます。

 

まず、①について。「電話をあまりかけない」というのは別にいいんだが、「どうなってるのか分かりません」というのが致命的です。

質問者は「どうなってるのか分かりません」という状態で、そのまま知恵袋に投稿して回答を人任せにしています。

 

ふつう、分からない状態だったら分かるように調べるべきだし、きちんと自分で理解するまで契約したりはしないでしょう。

何か疑問に思っても人任せで、原因を解決しようとしない。そんな姿勢だからだまされてしまうのです。

※当然のごとくベストアンサーへの返答はありませんでした。笑

 

次いで②。「速度が速くなり、安くなるというので変えたのですが。」という部分が問題。

相手の言うことを鵜呑みにして、調べてもないし疑問に思ってもいません。

世の中すべての人間を疑えというわけでは決してありませんが、少なくとも「良いことばかり言う人間」と「契約相手」は必ず疑ってかかるべきです。

特に、「良いことしか言わない人間」は確実にアウト。僕が営業を受けたような、ブラック企業の営業マンに多いです。

 

「速度が速くなる」なら、「なぜ、どれだけ速くなるのか、それは自分に必要なことなのか」をきちんと調べて考える。

「安くなる」についても、その根拠と金額、特記事項などを全て調べて、本当にお得かどうかを疑う。

これすらしなければ、悪徳業者に食い物にされて終わりです。消費生活センターも「特定の個人」までは助けてくれません。

 

③は、「内訳が書かれてないので困ってます。」という文言に問題が見えます。

この文面を見るに、NTTに実際に連絡して確認している訳ではないと思われます。

内訳がなかったら電話して確認すればいいし、そもそも契約した会社にも電話して双方に確認を取るべきです。

結局、「自分で調べない」「全て人任せ」だから、だまされてしまうし、そのまま解決もズルズルと先延ばしにしてしまうのです。

 

相手を疑い、自分で調べ、行動しよう

この知恵袋からわかる「悪徳業者にだまされないための方法」はとても単純です。

とにかく「何でも自分でしっかり調べましょう」ということです。

 

不動産やインターネットなど何かを契約する時には、必ず「営業マンの発言の根拠」「契約の内容」「契約書の内容」をきちんとチェックしましょう。

特にインターネットや保険といった業界は契約内容が非常に分かりづらく、無知な一般人を陥れる危険な契約内容も多く存在しています。

なので、きちんと契約するプランの仕様や利用規約、契約書に目を通し、自分に不利益がないかどうか必ず確認する必要があります。

 

昨今は、土地持ちの老人に対して「相続税対策に、賃貸アパートを建てましょう」と言って、賃貸ニーズも考えずにアパートを建てさせる業者の話をよく聞きます。

その業者は「弊社が一括借り上げで賃料をお支払いするので、入居率が低くても安心です!」と言って、地主にサブリース契約をさせます。

しかし、後になって「市況が悪い」「入居率が低すぎる」という理由で、契約に基づき一方的に支払い賃料を減額してくる、といった例が相次いでいるのです。

結局、アパート業者がドンドン中抜き幅を広げていき、大家は少ない実入りの中で修繕費や税金を支払ってヒイヒイ言っているのです。

 

これから不動産投資家になりたい、あるいはもっと物件数を増やして大家として成功したい、と考えるあなたからすると、こんな地主のような目には遭いたくないですよね。

そうならない為にも、「きちんと疑い、自分で調べる」ということを最低限できるようにならないといけません。

これはビジネスマンとして当然です。不動産投資を志す人はましてや、これすら出来なければ決して手を出してはいけません。

 

だまされる人は金持ちにもなれない

最後にもう一言。こうして悪徳業者にだまされる人間は、決してお金持ちにはなれません。

相続やギャンブルの成功で一時的に大金を得ても、すぐ浪費したりだまし取られたりして、無一文かマイナスになってしまいます。

そもそも、質問者のように、「自分のお金が無くなっている」という危険な状況にも関わらず他人頼みを続ける人は、お金に対する危機感も欠如しています。

 

「お金が無くなっても、まぁいいやー」という考えの人のもとに、お金が転がり込んでくることは決してありません。

ロバート=キヨサキの言う「ファイナンシャル・リテラシー」が皆無だからです。

お金は「適切に使い、適切に手に入れる」ことが最低限できないと、十分に持つことはできません。

そのためには、お金に対しての知識を付け、無頓着で無責任な態度を絶対取らないようにしなくてはいけません。

 

僕は少なくとも「一般のサラリーマンより金持ちになりたい!」と願う人間なので、その手段の一つとして不動産投資をはじめました。

だから一般のサラリーマンよりファイナンシャル・リテラシーを持っている自信はありますし、当然、契約やお金の出入りにも敏感です。

お金がないのに無理して住宅ローンを組んで新築住宅を買うつもりもありませんし、利回り-50%の宝くじも買うつもりはありません。

 

このブログを読んでくださっているあなたも、きっと僕と同じ志を持っているかと思います。

そうでなくても、悪徳業者にお金をだまし取られたくはありませんよね?

それであれば、「自分で調べる」というクセを必ず付けておくようにしましょう!

 

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