どうまいソフトクリームに久々に出会いました。
こんにちは、旅先では必ずソフトクリームを食べるすずきです。
三重県と言えば、大内山牛乳
関東の人はほとんど聞いたことがないと思いますが、三重県とその周辺では、牛乳と言えば「大内山牛乳」なのです。
大内山牛乳は、尾鷲から北に30キロくらい離れた、大紀町大内山で作られています。
山が険しい東紀州地域では珍しい、酪農が盛んな村なんですよ。
三重県では、あちこちのスーパーで大内山牛乳を見かけます。
多分、牛乳のシェアも県内ではナンバーワンなんじゃないですかねぇ…
そうそう、学校の給食もだいたい大内山牛乳らしいです。
三重の子供たちは、この大内山牛乳を飲んで背を伸ばしているんですね。
新鮮なだけあって、濃厚で美味しいので、羨ましい限りですね。
僕も東京の学校で飲む給食牛乳は好きだったけど、あれより甘くて少し濃くてうまい気がするなぁ。
で、その大内山ソフトクリームを食べたのだ
そうそう。うまい牛乳があるとなれば、うまいソフトクリームって当然あるじゃないですか。
僕、ソフトクリームには目がないんですよ。
だいたい、旅行先でソフトクリームを見かけると必ず食べます。
熊野だと新姫、仙台だとずんだ、河口湖のハーブ園ではラベンダー、等々。
ご当地の味とミルクの濃厚さを一緒に楽しむのが、何かすごくワクワクするんですよ。
クラフトビールとか、地域の名産メニューを頂くのと同じ気分がします。
でも、今まで尾鷲にいて、「大内山牛乳のソフトクリームって無いよなぁ…」と思っていました。
よく行く「夢古道おわせ」のソフトクリームは旨いけど、別に大内山牛乳を使っている訳じゃありません(かわりに海洋深層水の塩をかけますが)。
アイスはスーパーに売っていますが、「アイスとソフトクリームは違うんだ」と僕は断じて言いたい。
なので、尾鷲に来てからは日々もどかしさに6~8時間程度しか眠れない毎日が続いていました。
しかし!ついにその眠れない日々が終焉を告げる時が訪れました!
大内山牛乳のソフトクリーム…ついに見つけました!
まるで100万ベリーの懸賞金が掛かったお尋ね者を退治した気分です。
僕が求めていたものが、尾鷲市内で手に入ったのだ!!
この大内山ソフト、どうも尾鷲では「サークルK おわせ南インター店」でしか取り扱っていないようです。
上の写真でも「尾鷲で食べれるのは当店だけ」って書いてありますね。
そして、今まで春とかにここのサークルKに行った時は、大内山ソフトののぼりも商品案内も無かったので、最近暑くなってきてようやく登場した、って感じなんじゃないでしょうかね。
そりゃあ見つからない訳だ。あぁーヒャッホイ
サークルKでは一食310円。ソフトクリームの相場からしたら安くはないのですが…
店員さんから受け取ると、なんかやたらとズッシリくるんですよ!
それもそのはず、実はコーンの形が「V」じゃなく「U」に近い形になっているので、コーンの一番下までガッツリとソフトクリームが入ってるんですよね。
そこらで食べるソフトクリームの1.5倍は入ってるんじゃないかというボリュームにびっくり、大歓喜ですよ。
もー、一口食べた瞬間に、まるでバターのような濃厚さが口に広がってディ・モールト良いぞっ!
こってり濃厚で、そこに負けないふわっとした甘みがしっとりねっとり広がる。これぞソフトクリーム!
それでいて、食べ進めるとこってり感が薄まり、全然クセなく食べられるところがすごい。
このソフトクリームはレベル高いぞ…山梨の清里牧場で食べた時以来の、本格酪農の味ですわ。
いやー、家のすぐ近く(自転車で10分くらい)でこんな本格ソフトクリームが手軽に味わえるんだから最高ですね。
しかも、そのサークルKって、裏手に矢ノ川の清流が流れていて、駐車場から眺めることが出来るんですよ。
これからの暑い夏を、涼しげな川と大内山ソフトで乗り切る。グレートですね。
僕の腹肉もグレートにならないように精進します。
ちなみに、大内山には「ミルクランド」なる施設があって、大内山牛乳はもちろん、ソフトクリームも食べられます。
牛乳を使ったパンやバターも取り扱っていたり、鮮魚も置いてある(どんな取り合わせだよ)面白い所だそうです。
JR大内山駅のほど近く、国道42号線沿いにあるので、ここも要チェックや!
じゃあの。