味噌汁の具には困りません。
こんにちは、久々にヘアワックスを付けたすずきです。ゴリ卒業。
向井黒の浜海岸に行ってきた
尾鷲市街地の端っこ、向井地区にある小さな砂浜がこの「黒の浜海岸」。
元々、尾鷲市街地の海岸沿いにはずーっと砂浜が広がっていたそうです。
しかし、数十年前に、まちづくりの目玉として尾鷲三田火力発電所を誘致したことで、ほとんどの砂浜は市街地から消え、わずかに残ったのがこの黒の浜だったのです。
趣は無くなってしまいましたが、この火力発電所はかつての尾鷲を繁栄させた、街の象徴。
経済的発展と自然破壊のトレードオフという、高度成長期を象徴する施設なのではないでしょうか。
さて、そんな発電所の隣で、ひっそりと侵略を免れて残っている黒の浜海岸は、周辺地域で貴重な潮干狩りスポットとして知られています。
シーズンになって潮干狩りが解禁になると、地元民が味噌汁の具にアサリを獲りに来るのはもちろん、松阪などの遠方からもわざわざ訪れる行楽客も良く見られます。

海は遠浅で、干潮時には上の写真の奥の方に見える島まで歩けるほど。
家族連れで、小さいお子さんでも気軽に海へ入ってガリガリと潮干狩りができます。
奥は尾鷲三田火力発電所。
ここでは毎年3月頃にアサリ等の放流が行われ、大体5月頃まで潮干狩りをすることができます。
アサリの他、ハマグリやマテ貝等も獲ることが出来るそうです。
毎年ゴールデンウィークには大量の行楽客が来て、残っている貝をゴッソリ持っていくので、たくさん貝を獲りたかったらそれまでが勝負です。
僕も子供の頃は、尾鷲に来た時たまーに親に連れて行ってもらい、潮干狩りを楽しんでいました。
熊手で適当にガリガリ掘ってるだけで、結構な量のアサリが獲れます。
これで家族6人分の味噌汁が2杯程度作れたようでした。無料でこれはお得ですねぇ。
市街地から歩いても行けるような距離でアサリ獲り放題が出来るなんて、贅沢ですよねー。
潮干狩りが終わったら、風呂で一息
で、この黒の浜海岸ですが、同じ向井地区なので「夢古道おわせ」が近いのですよ。
車であればたったの2~3分で着くくらいの距離です。
夢古道で海洋深層水のお風呂に入って、潮のべたつきと疲れを落とす。
そのままランチを取ったり、カフェで一息ついたり等すれば、良い休日になるんじゃないですかね?
あ、売店で向井の産直野菜とかも買えるので、そこでちょっと買い物したら、もう大体晩御飯の用意もできちゃいますね。
地酒も買えるし、カツオの生節とかつまみも買えるし、尾鷲づくしの晩酌もできるじゃないですか!
いやー、案外尾鷲も観光スポットとしての魅力もあるもんですね。
さっきも書いた通り、黒の浜海岸のシーズンは5月で、チャンスはGW前なので、もうそろそろラストスパートです。
近くにお住まいで行ってみたいと思う方は、お早めに…
じゃあの。