うまいもんにうまいもんを合わせれば超うまい。
こんにちは、すずきです。
熊野地鶏とは
タイトルにもあります通り、「軍鶏」「名古屋コーチン」「伊勢赤どり」という3種類の有名な鶏を掛け合わせたのが「熊野地鶏」です。
かつては「東紀州地どり」という名前だったそうで、その名の通り熊野市周辺、東紀州地域特産の地鶏となっています。
まぁ、「うまいもんにうまいもんを掛けたらうまきってくでぇ!」という単純な発想に基づいて作られた鶏なので(想像)、これがうまくない訳がないでしょう。
※「うまきってく」は尾鷲弁で「超うまい、最高にうまい」の意
多分、熊野地鶏は全然知名度がない地鶏だと思います。僕も始めて聞きましたし。
それに、尾鷲でも熊野でも、あんまり熊野地鶏が食べられる店はありません。
塚田農場みたいに美味しい地鶏を飽きるほど食べさせるような所が無いんですよねぇ…もったいない。
宮崎料理や日南どりの県外進出は著しいのに、三重料理なんて北部の名物が「名古屋めし」に吸収されてるだけですからね。要改善だ!
ただ、尾鷲では地元スーパー「主婦の店」でも取り扱いがあり、駅前のチェーン店「やきとり大吉」でも扱われているようで、手に入れづらいという訳ではありません。
その証拠に、ほら。
なんか良く知らんけど、家の近くの主婦の店は結構半額シールをペタペタ貼ってくれるんですよね。
消費期限が当日の商品は大体安く買えるので、良いタイミングだと思って高い熊野地鶏を買った訳なのです。
食ってみた
で、早速半額になっていた熊野地鶏をありがたく食ってみた訳なのですが。
ガスですが、直火で一気に焼いてもらい、松阪名物の味噌ダレ鶏焼肉スタイルで頂きます。
話は逸れますが、松阪って言えば松阪牛(まつさかうし)が全国的に有名。
しかし、松阪牛のみならず、実は鶏焼肉も有名なのです。
その鶏焼肉は、味噌ベースのこってりした甘じょっぱいタレで食べるのが特徴。これがまたうまきってくんですわ。
で、熊野地鶏の味の方ですが、軍鶏のように歯ごたえがガッツリしていて、でもそれよりは柔らかく食べやすい。
脂は上質な感じでさらっとしながら旨みもあって、確かにうまい。
でも、新鮮じゃなかったからか?グラム400円の価値は感じられませんでしたね…
これを売っていくには、ちょっと値段が高すぎる気もしましたが、まぁ僕の買ったのがスーパーで半額のやつだからね。
きっと、新鮮な本格派の肉を食べたら、かなり美味いんだと思いますが…
今度はたたきとかでも食えるような熊野地鶏を味わいたいものです。
後日談:新鮮な伊勢赤どりを炭火焼きにしたやつの方が、ぶっちゃけ美味かった。。
じゃあの。