東京都心はマンション建設ラッシュなのに、スーパーがかなり少ないです(しかも高い)。
こんにちは、すずきです。
■買物に便利すぎて怖い尾鷲
市でありながら、人口約18,000人という非常に小さな規模の町・尾鷲。
市街地の面積が小さいため、実質の人口密度で言えば1,000人/k㎡くらいはあるのですが…
なぜか、明らかに過剰と思えるほどのスーパーがあるんですよね。
自転車さえあれば市街地での暮らしは一向に困らない尾鷲。
それだけの小さく狭い街の中で、スーパーが何と5つもあります。
これは驚きですよ…
その5つのスーパーを紹介します。
■イオン(旧ジャスコ)
ご存じ田舎の味方、イオン様です。
元は三重県のホープ・ジャスコだった老舗GMSは、イオンと名を変えて今も健在。
大手スーパーながら、鮮魚や野菜など、地域のものを積極的に取り扱い、新鮮でおいしいものを安く提供しています。
子供の頃、尾鷲に遊びに行った時は、良くここの2階にあったゲーセンでメダルゲームをしていました。
友達がいなかったので、そこと駄菓子屋のゲームくらいしか遊ぶ所はありませんでしたが。
今思えば、せっかく帰郷するんだから、もっと親は子を色んな所に連れてって欲しかったなーと思う。
…とは言っても、水が嫌いだったから、外出てもそんなに行く所ないんだったな。
■主婦の店セントラルマーケット
尾鷲に3店舗ある地元スーパー「主婦の店」で最も大きい店舗。
国道42号線沿い、おととやコメリ等が集まる商業の中心エリアに立地しています。
広々としていて天井も高いのですが、品揃えは他の店舗とあまり変わらない気も…
しかし、ここは焼きたてのパンを扱っているなど、やはり最大規模の店舗だけあってグレード感が少し上です。
■主婦の店サンバースト
市役所とJR尾鷲駅の間にある主婦の店。
なぜか向かいにはプライスカットもあり、バチバチの客争いを何年も続けています。
「サンバースト」と特徴的な名前なのは、元々あったスーパーを主婦の店が買収したからなのでしょうか。
■主婦の店せぎやま店
港側にある唯一のスーパーで、主婦の店の本部もここに併設されています。
僕の実家のすぐ近くなので、コンビニか!って勢いで使いまくってる店舗。
規模は大きくないですが、すずきに出会いたい人はここで張り込むのがオススメです。
すぐ西側の道は熊野古道。古い建物が立ち並び、蔵や碑石などの文化財も残されています。ポケストップあるよ。
■プライスカット
先ほどの「主婦の店サンバースト」の向かいにある、和歌山資本のスーパー。
いかにも安そうな名前のお店ですが、主婦の店と変わらない、普通のスーパーです。
鮮魚も良いものを置いていますが、和歌山資本だけあって、那智勝浦のマグロなんかが品揃え良い印象です。
スーパー飽和の様子をお伝えしました
という訳で、いかに尾鷲にスーパーが多いかお分かり頂けたでしょう。
でも、それでもあんまりパッとこない方の為に、東京の例を出しましょうか。
東京の典型的な住宅街、練馬区の中心駅・練馬駅。
西武線と都営線を合わせて、一日約20万人が乗り降りする大きな駅です。
駅前にはマンションも複数立ち並び、人口密度はかなりのものです。
その練馬駅のスーパーの数は5つ。
ライフ、西友、オオゼキ、業務スーパー、名前忘れたけど地元っぽい店…
それに加えて肉屋やら八百屋やら、まいばすけっと(スーパーとコンビニの合いの子の店。イオン系列)やらもあります。
ライフ、西友、オオゼキは尾鷲のスーパーのそれぞれ2,3軒分はありますが、それでもこの人口からして、たったの5軒。
これでも東京の住宅街の駅周辺では、スーパーの総床面積は多分かなり大きい方です。
もちろん、夕方になると店内はどこも大混雑。
5つも6つもあるレジは、全てのレーンで10人くらい並びます。
それを考えると、いかに尾鷲のスーパー事情が凄まじいか分かりますね…
もちろん、レジの列に並ぶなんて事は日常茶飯事ではありません。
というか、大体どこのスーパーもガラガラです。
…俺が知るだけでも約20年、何でどの店も潰れてないんだろうか。。。
市の人口は急激に減る一方だというのに、不思議です。
あ、ちなみにコンビニは市内に6つあります。
これも街の規模にしては結構な数ですが、東京の異常なコンビニ数を鑑みると、逆にこっちは少し物足りないかな。
とにかく、尾鷲市街では日常の食料調達には全く困りませんね。
新鮮な魚や野菜は安く買えるし、僻地の街だからと言って、物価が高いって時代もとうの昔に終わりました。
集落の方はさすがに買物は不便ですが、普通に魚とか貰ったりするらしいし…
尾鷲の食は、こういう所でも恵まれているなぁと感じます。
じゃあの。