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Kindle読み放題で人気作品が消える理由。本当にお得なのか?

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Amazonが提供する、月額980円で電子書籍が読み放題になるサービス「Kindle Unlimited」。

かねてから「有名作品が消えて読めなくなった!サギか!」という評判がありましたが、理由が明らかになりました。

アマゾン従わねば品切れ? 出版界、読み放題で不満噴出:朝日新聞デジタル

 

名作人気マンガを数多く取り揃える講談社など、ユーザーに人気の高い本がどんどん消えていく読み放題サービス…

果たして、登録する価値はあるのでしょうか。

 

この記事では「Kindle Unlimitedから人気作品が消える理由」をまとめた上で、月額980円を支払って加入する価値はあるのか考察しようと思います。

 

【もくじ】

作品が消える理由「ビジネスモデルの失敗」

Kindle Unlimitedで人気の電子書籍が消える理由は、ズバリ「ビジネスモデルの設計に失敗した」ということです。

ビジネスモデルとは「事業でお金を稼ぐ仕組み」を意味します。

当然ながら、事業はお金を稼げなければ継続できないので、ビジネスモデルの失敗=事業立ち消え、という結果に繋がります。

 

Kindle Unlimitedの基本的なビジネスモデルは以下のとおり。

・Kindle Unlimited会員から毎月980円を徴収し、登録された電子書籍を読み放題にする
・電子書籍は出版社から登録を受け付け、読まれたページ数に応じてAmazonが出版社へ報酬を支払う

つまり「会員⇒Amazon⇒出版社」とお金が流れて行く仕組みになります。

 

当然ながら、出版社に支払うお金よりもAmazon会員から貰う会費の総額が大きくなければ、Amazonは赤字になってしまいます。

Kindle Unlimitedから人気作品がドンドン消えている現状は、まさしくAmazonが赤字、あるいは赤字を出そうとしているから生じるのです。

 

具体的に、どう「ビジネスモデルが失敗」したかを以下で解説します。

 

出版社へのボーナス報酬が大きすぎた

Kindle Unlimitedは、Amazonが電子書籍を読まれたページ数に応じて各出版社に報酬を支払うのが基本的な形。

しかし、2016年8月にサービスを開始するに当たり、作品数を増やしてサービスの商品価値を上げるべく、Amazonは期間限定で報酬を引き上げていたと言います。

・年末までは本が読まれた場合、普通に売った時と同じ料金をAmazonが出版社に支払う契約になっていた
・通常、Kindle Unlimitedでは読まれたページ数に応じて利益が支払われるが、出版社向けの契約では、全体の10%が読まれたら1冊読んだことにするとしていた
今回、AmazonはKindle Unlimitedの国内ローンチにあたり、出版社の参入を促すため、2016年末までの期間限定で、通常よりも有利な条件を提示していたとのこと。

引用:「5カ月分の予算が最初の1週間で消えた」―― 出版社社員が明かす「Kindle Unlimited」大混乱の理由 - ねとらぼ

しかし、サービス立ち上げ後、Kindle UnlimitedにはAmazonが予想した以上の会員が殺到し、人気作品の閲覧数はすごい数に上りました。

Amazonは報酬に上限は設けていなかったとのことで、結果として「人気作品がAmazonの損失額をドンドン増やす」状況になってしまったのです。

 

その状況がゆえに、Amazonはすぐに出版社へ支払う経費予算を使い果たしてしまい、「人気作品をKindle Unlimitedから外す」対応に追い込まれたのです。

Amazonの一方的な対応に出版社からは抗議の声も出ており、当然ながらKindle Unlimitedの会員ユーザーも、読みたい本が無くなって不満の声が目立ちました。

 

中でも講談社作品は「全削除」

「進撃の巨人」や「宇宙兄弟」、「逃げ恥(原作)」などなど、有名人気マンガを中心に豊富な書籍を取りそろえる講談社。

彼らもまた、Kindle Unlimited登録の人気作品をAmazonに一方的に削除されたとか。

しかし、その事をAmazonに抗議したら、なんとその後、講談社の登録作品全てが削除されてしまったと言います。

見る限り、今でも講談社作品はKindle Unlimited対象になっていませんね…

講談社の作品は相当な人気を誇る書籍も多いため、ユーザーからも大きな不満が生まれたと思います。

 

でも、Kindle Unlimitedは登録価値あり

以上の通り、Kindle Unlimitedから人気作品が消える理由は「報酬を出版社に払いすぎ、一方的な配信停止に踏み切った」ということでした。

当初削除された作品は復活しているものもありますが、未だユーザーが復活を待ちわびている作品も存在します。

人気作品が急に削除されてしまうKindle Unlimitedですが、果たして本当に月額980円の価値はあるのか?

 

僕としては、それでも登録する価値はあると思っています。

僕自身は頻繁に本を読めていないこともあって未加入ですが、改めて見てみると「やっぱ入った方が得だ」と感じたので、近々加入しようかなと。

なぜKindle Unlimitedに登録する価値があるか、以下で共有します。

 

人気作品削除問題は再発しない

まず、今回の話題になった「人気作品が消える」問題について。

これは2016年限定の特別報酬制度が原因だった為に、2017年も起こる可能性は無いと考えて良いでしょう。

Kindle Unlimitedはつど対象作品が入れ替わるため、人気作品がずっと残り続けるという訳ではなく「一気に人気作品が削除される事態にはならない」ということです。

サービス開始時の2016年8月~10月頃のような、詐欺クラスの大量削除を心配する必要は無いでしょう。

 

ベストセラーや人気マンガが充実

Kindle Unlimited対象作品は玉石混交ですが、ベストセラー作品や人気マンガなど、読み放題対象の名著も数多くあります。

人気作品削除事件があったとは言え、「この値段でこの質はヤバイ」というAmazonクオリティは健在のようですね。

僕が読みたいのは、例えばこれ▼

新黒沢 最強伝説

前作の「最強伝説 黒沢」には笑わせてもらいました。

カイジなど福本作品に通ずる熱さがありながら、モテない&人望のない男の苦悩、現実味があって面白いギャグなど、共感しながら楽しめる名作でした。

「新黒沢」は、前作から数年が経った後の世界が舞台で、50代独身の主人公が頑張って婚活したりするみたいです。

 

新ブラックジャックによろしく

前作「ブラックジャックによろしく」は、Kindleだと無料で読めます。

一方、この「新ブラックジャックによろしく」はKindle Unlimitedの読み放題対象になっているので、お得に続き物作品を楽しめますよ。

ドラマにもなった名作ですが、腐った医療業界にメスを入れたり、主人公の破天荒ぶりが爽快。

それでいて、毎エピソード感動させるストーリーと描写力は素晴らしいものがあります。

 

思考は現実化する

「人を動かす」「七つの習慣」などに並ぶ、自己啓発本の定番。

よく「自己啓発本は書いてる内容がどれも同じだから無価値」って言う人がいますが、僕はちょっと違うと思う。

自己啓発って「成功法則が同じだからどの本も同じことを書いている」ってだけなんですよ。

一方で、文章や考え方の切り口は著者それぞれだから、一つの本を読み返すより、色んな本を多読した方が理解に繋がると思うんですよね。

という訳で、この本はまだ読んだことないので、Kindle Unlimitedで読み放題なら読んでみたいなーと思います。

 

どこでも大量の本を楽しめる

電子書籍の良い所は「タブレット一台で何冊でも持ち運べる」ところ。

紙の本なら、かばんに入れるのはせいぜい一冊。しかも、ハードカバー本なんて重くてかさばるじゃないですか。

それがKindleだったら、Fireタブレット一つかばんに入れておくだけで、何十冊も持ち歩けて、好きに読書することができるんですよね。

長距離の移動時とか、電車の待ち時間、仲間と一緒に読書するなどなど、紙の本にはないメリットを余すことなく受けられます。

読み放題と電子書籍の相性はバツグンです。

 

買うより安く、借りるより便利

本は大量に購入すると意外と高く付くもの。特に、多く本を読む人は結構な出費です。

月額980円以上の本を毎月購入するような人からしたら、Kindle Unlimitedは非常にお得なのは言うまでもありませんね。

また、「お金が無いけどたくさん本を読みたい」という人には、図書館で本を借りる選択肢もあります。

でも、実際に図書館に行って、本を選んで借りるって作業は時間もかかって手間。

その分、Kindle Unlimitedはネットだけで手続きが完結するので、楽ちんさは比じゃないですね。

 

まとめ

Kindle Unlimitedは、事業計画をミスったAmazonによる一方的な人気作品の削除で悪評が出てしまいました。

しかし、それはサービス立ち上げ当初の2016年内に限定された問題であり、今では復活するタイトルもぼちぼち出ています。

それを鑑みると、月額980円を払っても、Kindle Unlimitedに登録する価値は十二分にあると思います。

色んなマンガを読みたいあなたも、ビジネス本を多読して勉強したいビジネスマンも、登録を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

僕ももっと本を読んで勉強したいし、新黒沢読みたいので(笑)、近いうち登録しようかしら。

 

 

じゃあの。

 

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