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日本が誇る清流・銚子川の澄み具合が半端じゃなかった件

心まで澄んだように洗われる気がします。

こんにちは、すずきです。

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紀北町・銚子川に行ってきたよ

昨日、「三木浦こいやぁ」という朝市に行った後、ふと自然に触れたくなって、銚子川へ出かけました。 www.kyohei-suzuki.com

 

銚子川は尾鷲のお隣、紀北町海山区に流れる清流。

川の水がめっちゃ澄んでいる事で有名で、併設のキャンプ場は夏場大賑わいです。

海山の中心部、相賀の街からは車で10分、尾鷲市街地からは20分程度でアクセスできます。

熊野古道の代表的な登山口の一つ「馬越峠」からも近く、良い感じに観光立地です。

 

この銚子川、本当に川が澄んでいます。

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銚子川の上流は「魚飛渓」と呼ばれ、大きな岩々が立ち並ぶ荒々しい渓流の様相を呈しています。

上記の写真はその魚飛渓エリアに掛かっている吊り橋から、銚子川を見下ろしたものです。

 

昨日は気温が高かったので、さっそくファミリーが子供連れで泳いでいますねー。

しかし、この子供が浮き輪を使って泳いでいる所、水深3メートルはあるそうです。

前日までこの付近は雨が降っていたのですが、それでもこの透明度です。

 

普通、3メートル底の岩なんて、5メートル以上離れた吊り橋から視認できないですよ。

それだけ銚子川の水は澄んでいるのです。

f:id:kyoheing-on-japan69:20160630232245j:plain 別アングルから

f:id:kyoheing-on-japan69:20160630232249j:plain 魚飛渓の風景

しかし、下流にあるキャンプ場辺りでも、相変わらず水が澄んでいるのが銚子川のすごい所。

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キャンプ場にほど近い河原。ここでもBBQなどを楽しむグループがいっぱい。

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河原の水。すごい透明感。 f:id:kyoheing-on-japan69:20160630232253j:plain

別アングル。

 

夏の涼み場所はここで決定ですね(あと、海水浴か)。

 

さて、何でこんなに銚子川の水が綺麗かと言うと、それには秘密がありまして。

尾鷲が存在するこの紀伊半島の東南部は、とにかく山が険しいのです。

一気に海からグワッと半島の中央部まで標高が上がる形です。

 

そのため、人が住む場所が極端に少なく、最も山が険しい奈良県南部は、日本トップクラスの過疎地域となっています。

どれくらい過疎っているかと言うと、大阪府より少し大きいくらいの面積で、人口はたった4万人というくらい。

もちろん工場もなく、生活排水も全然無いので、その分川の水が綺麗になると言う事です。

 

また、銚子川は上流に大岩がゴツゴツと立ち並び、泥が堆積しない構造になっているそうです。

そのため、汚れや濁りが溜まらず、美しい透明度と清潔さを誇っていると言います。

その綺麗さは、「銚子川の水」がペットボトルで販売されているほど。

普通に川の水をすくってそのまま飲めるレベルだと言います。すっげぇ。

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この澄み具合ですしねぇ。

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何かの稚魚っぽい、めっちゃ小さい生物もはっきり分かります。

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荒々しい魚飛渓と遊歩道

 

名古屋あたりで消耗しているサラリーマンの方、夏は銚子川で癒されてください。

岐阜の長良川より三重の銚子川ですよ時代は!

 

 

じゃあの。