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田舎へ移住した僕が、東京に帰って気付いたこと④-空気が全然違う

また土日も帰省していたので、改めて感じた事をば。

こんにちは、いいかげん夜行バスでの移動にも慣れてきたすずきです。

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東京の空気は淀んでいる!排ガス臭い!

小さい頃からずっと感じていましたが、田舎に引っ越すと、改めて「東京の空気は淀んでいる」というのが非常によく分かります。

 

僕は小学校の頃に小児喘息を患い、ひどい時は発作で呼吸困難に陥り、看病する親ともども二日間眠れない時もありました。

周りの子供達を見ても喘息患者は珍しくなく、「東京の空気が汚いから」というのが、喘息になる理由として親元ではよく囁かれていたのを覚えています。

 

確かに、東京の空気は汚い。

尾鷲から東京(だいたい新宿 or 池袋)に降り立つと、その瞬間に排ガスの臭いにまみれています。

繁華街に出れば、そこへさらに脂っぽい食べ物の臭い、酒の臭い、夏場はゴミの臭いも混ざり、環境はとてもよろしくない。

バンコクだとか、途上国の大都市よりはさすがにマシだとしても、東京都心は良い環境じゃないと思います…

 

僕はアレルギー体質で、特に鼻炎が良く出る傾向にあり困っています。

で、ちょっと環境が変わっただけで、鼻水が止まらなくなってしまう。

ハウスダストの多い環境に行ったり、空気の汚れている場所に行ったら即効アウツ。

なので、東京に戻ってきた時には、必ず鼻炎がズルズル出まくって本当に困るんですよね…

 

まぁ、人口も多いし経済活動も非常に活発な街なので、車の交通量が多いのは仕方ありません。

とは言え、やはり経済発展と綺麗な環境というのはトレードオフなのでしょうか?

公園の整備率が高い東京都心と言っても、結局空気は悪くて、健康的な環境とはとても言えないのが現状です。

田舎の空気は、ゥンまああ~いっ

しかし、東京から尾鷲に帰ってくると、本当に「田舎の空気はうまい」という言葉の意味が分かりますね。

何というか、本当に澄んでいて、深呼吸をすると身体が洗われるような気さえします。

血は身体中に空気を運ぶ役割を持つそうですが、血も清められそうな感じです。

 

尾鷲は三方を山に囲まれて、東側は温暖な尾鷲湾が広がるという地形なので、雨が多く、湿度もやや高い。

山の清浄で涼しい空気と、暖かい海風とが混ざり合って、穏やかかつ綺麗な風が吹くんですよね。

 

僕が住んでいるのは市街地なので、車もそこそこ通るのですが、それでも空気は東京とは全然違います。

まして、自然しかない漁村集落の方に入ると、強い日差し、穏やかな海風、すぐそこにせり立つ山々、そしてどうまい空気が味わえるのです。

毎日この空気が楽しめるだなんて、こんな贅沢は果たしてあろうか?

都民がたまの連休に長野とか遊びに行った時に感じる「田舎は空気がうまいなー!」を毎日味わってますからね。ぐへへ。

 

もちろん、尾鷲の街中にいる分には全然鼻炎も出ませんし(実家や市役所はホコリ臭くてダメですが…)、ちょっと運動をしても、息苦しさが東京と違う気がします。

僕みたいに喘息やアレルギーを持っている人、特に子供なんかは、やっぱり田舎で育った方が健康になれて良いと思いますね。

もちろん、東京よりも新鮮な食材が手に入るので、うまいし添加物にやられる心配も低い。食育的にもオススメです。

 

将来子供を育てるとしたら、やっぱり空気が綺麗な田舎が良いなぁ…

東京の郊外、小田原とか富津辺りまで行けば海も山もあるし、買い物も便利だし、空気も綺麗で飯もうまい。

東京と田舎両方の恩恵を預かれるので、とても良い街なんじゃないか?と睨んでいます。

健康的な暮らしと、東京の教育レベルの高さ、どちらも捨てがたいですからね。

 

 

じゃあの。