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職住近接とは素晴らしい!通勤電車なんてもう嫌だ!

…と、尾鷲に移住してから強く思いました。

こんにちは、すずきです。

 

 

「職住近接」という言葉、聞いたことがあるでしょうか。

読んで字のごとく、「職場と住居が近接している」ことを指す言葉です。

僕は以前不動産会社に勤めていたので良く聞きましたが、一般にはそこまで普及してないと思います。

 

しかし、この職住近接という概念、なかなか東京のサラリーマンには適用され難い。

それは日々の通勤ラッシュを見れば分かりますよね。

みんな郊外のベッドタウンから都心まで、何十分もかけて電車でオフィスまで通う訳ですから。

同じタイプの人がとにかく多いから、電車はとにかく込みまくってる訳ですね。

 

一応、六本木ヒルズとかを開発した森ビルなんかは、職住近接型の大規模開発を注力してやってたりしていますが、結局そんな大規模開発された都心のタワーマンションに住める人なんて一握りです。

そういった所に住める人は、そもそもサラリーマンはほとんどいないでしょうね(雇われ役員はともかく)。

オフィスがある都心に住める金持ちなんてなかなかいないから、そりゃ郊外のベッドタウンから通勤するのが常態化するのはある意味当然と言えば当然ですね。

東京では数年前から「都心回帰」の傾向があって、ドーナツ化現象が徐々に解消されつつはあるようですが、それでもなお通勤ラッシュの状況が消える気配はありません。

 

まぁ、かくいう僕も郊外のベッドタウンから満員電車に揺られて、都心まで通勤をしていた身でしたがね。

この満員電車での通勤ってのは、本当に辛い。

僕はまだ混雑の浅い山手線の北東側の方だったので良かったけれど、東西線とか東急とかだと、マジで死ねます。

混みすぎて押し潰されて身体が浮くってどういう事だよ。尊師かよ。

 

隣にオッサンが来るとくさいわ、おばさんが来るとくさいわ、野郎が来るとゴツゴツするわ、雨の日は湿度高いし傘で濡れるしで、もう最悪。

身体も痛くなるし、そのすし詰め状態が何十分と続くんですよ。

唯一良いことと言えば、かわいい女の子が隣に来て密着できる可能性があるくらい…だが、痴漢の冤罪は怖い。

日々の仕事の疲れの中では、もう色々と満員電車には絶望ばかり感じる訳ですわ。

 

 

しかし。僕は尾鷲に来て、満員電車を脱することが出来ました。

というのも、職場が家から自転車で5分の場所だからです。

っていうか、そもそも電車自体もないし(非電化)。

 

職場が家から近いのはとっても良いです。

自分のペースで家を出て出勤できて、ノンストレスであっという間に職場まで到着。

職場まで近いぶん、時間に余裕を持って通勤することが出来るし、その分寄り道だって自由にできます。

 

極め付けは、「昼休みに家に帰れる」のですよ。スペインかよ!って感じです。

これは尾鷲に来てカルチャーショックだったんですが、昼休みになると大体の職員は家に帰るそうです。

外食したり弁当食ったりっていう人は少数派だそうで…

1時間の昼休みの間に、家で愛妻料理を食べる訳です。ビックリだよ。

 

東京じゃまず考えられないですもんね。

そもそも、1時間以上電車に乗り続ける人だっているし。

僕の以前の上司には、栃木から千代田区まで2時間かけて通勤している人がいたけれど、ありゃ正気の沙汰じゃないね。

当然、家に帰って昼飯を食うなんて頭の片隅にすらありませんよね。

 

で、カルチャーショックを受けた僕も、せっかくだからと家に帰って昼を食べてみたんですが、これもまた良い。

そりゃ外食の方がうまかったり、ワクワクしたりするんだけれど、やっぱりリラックス出来るのは家が一番。

午前中の仕事で気を張ったりする事もあると思いますが、家に帰って飯食ってリラックスできたらまた午後も頑張れますね。

 

 

結局、僕が改めて思ったのは、「通勤ラッシュはマジで人生の非効率」ということです。

何で仕事で疲れるのが分かってるのに、通勤でそもそも疲れちゃうの?

冷静に考えてありえないでしょ、あんな罰ゲーム。誰も受けたくないでしょうよ。

 

とは言え、都心は確かに不動産価格がべらぼうに高い。だから、郊外にサラリーマンが行くのは仕方がない事です。

だけど、じゃあそもそも職住近接できるような地域で働く、っていう発想も持った方が、もっと幸せになる人は多いんじゃないかな。

 

結局、みんな「働くなら東京!」っていう幻想にとらわれ過ぎなんですよ。

東京は確かに給料高いし、仕事のレベルも高いし、最も働く価値がある街なのは間違いないと思います。

でも、そこに一番の価値を見出していない人…つまり、東京で働く必然性を持っていない人は結構いると思うんですよね。

ワークライフバランスを重視したいとか、自分の好きな仕事じゃないとやりたくないとか考えている人ね。

 

そういった人が、思考停止して東京で働き続けてるのは、とても不健全。

通勤という盛大な無駄を我慢して受け入れて、かつワークライフバランスの意識が無いような

バリバリの人達も周りに多くいたりして…となると、かなりストレス溜まるでしょ。

 

僕は完全にワークライフバランス重視&好きな仕事しかしたくないタチだったので、勇気を出して尾鷲に行って正解でした。

かなり仕事に充実感も出ていますし、何より自分の時間がめちゃくちゃ増えました。

確かに給料は下がったけど、生活コストも低めな分、今のところ生活にも全く困っていません。

 

「バリバリ仕事しまくりたい!!」と思って、通勤ラッシュも厭わずにガリガリ仕事する人は知りませんが、そうでない人は、田舎への移住・転職は真剣に考えるべきだと思いますよ。

職住近接の大切さが身に染みて分かると思います。やっぱり、時間のある快適な暮らしは非常に大事ですからね。

 

 

じゃあの。