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拝啓、都会人へ。田舎暮らしは最高だけど、あなたの思う「田舎暮らし」って、一体どんなもんよ?

あんたぁ、よう考えとかなヘタこくでー。

こんにちは、すずきです。

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都会人にとって「田舎暮らし」は一つの憧れ

昔からそうですが、東京とか、都会で働き、暮らしている人達の中には「田舎暮らし」に憧れる人も多いです。

もちろん、僕もその想いがあって、地域おこし協力隊になろうと思いました。

 

もうね、26年間ずっと東京で暮らしていると、自然が周りに全然無いんですよね。

良く「コンクリートジャングル」なんて言いますが、本当にその通りです。

アマゾン川の代わりに無数の大通りが走っていて、木々の代わりに大小様々なビルや家が立ち並んでいます。

建物ばかりで空も狭いし、車は多くて空気は汚い。田舎とは全然違います。

 

だからこそ、都会人はたまに旅行や合宿で田舎に行くと、すごく癒される訳なんですよ。

東京だったら、箱根とか河口湖とか…都心から2時間かけて、癒しの空間に行くんですね。

確かにその辺りは良い街で、僕も大好きです。

しかし、そうやって田舎に触れると、「あぁ…いつまでも苦しいサラリーマンやってないで、田舎でのんびり暮らしたいなぁ」とか思っちゃうんですよね。

 

まぁ、そんなこんなで、都会人にとって田舎暮らしは長らく憧れの対象となっているのです。

だって、東京の会社員生活とか、通勤ラッシュもあったり、窮屈で仕方ないですもんね。

 

でも、「田舎暮らし」って言葉が一人歩きしてない?

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ただ、僕が思うのは、「田舎暮らししたいなぁ」って、どれだけ田舎を想定しているのかな?って事です。

東京から見たら、あらゆる場所が自分の所より田舎になりますからね。

横浜市の郊外はおろか、足立区とかですら本気で田舎扱いされる時もありますし…

 

まぁ、人それぞれで思い描く田舎のイメージって違うとは思いますが、まぁステレオタイプな田舎のイメージって言ったら、農村ですよね。

山の中か山のふもとにあって、辺りは畑と山、きれいな小川に住宅がまばらに点在する集落。

村を歩けば知り合いのおばあちゃんと出会って、自分の畑で獲れた野菜をもらう。

お祭りなどの行事や、会合などは強制参加だったり、噂がすぐさま広がったり何だとか…

 

そういうのが「ザ・田舎」っていうイメージだと思います。僕からするとね。

でも、もちろん田舎って言ったって、色んな地域がありますからねぇ。

僕の住んでいる尾鷲は漁師町ですし、畑が少ない林業の山村とか、炭鉱町とか、伝統主要産業ごとに、田舎町の風景や文化って全く違うんですよね。

それに、人口や経済規模だって、どこまでを田舎と定義するかによって、めっちゃ変わりますからね。

 

そんな中にありながらも、やはり都会人の「田舎暮らし」に対する憧れは強いため、結局言葉だけが独り歩きしちゃってると思うんですよね。

「田舎暮らし」って言葉自体には、具体的なイメージが存在するわけじゃなく、個人に委ねられる。

それは至極当然のことだと思うんですが、問題なのは、「漠然と田舎暮らしをしたい」と考える人が多い、という事だと思うんですよ。

 

漠然とした「田舎暮らししたい」がダメな理由

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漠然としたイメージだけで考えるのは何がいけないかって言うと、まずは「実行に移さないこと」

 

人間というのは、具体的に想像、予想できる物事でないと、なかなか着手が出来ないものなのです。

株を買うのと同じようなものです。上がるのか?下がるのか?自信が無ければ、買うのは怖いですよね。

そうなると、結局「田舎暮らししたいなぁ」だけで一生を終える、「願いを叶えられない凡人」で終わってしまうんですよ。

 

もう一つが、「実際の生活をした時に、ギャップが生じやすいこと」

さっきも言ったように、一言で田舎と言っても色んなタイプの町があって、それぞれ雰囲気も人も文化も全然違います。

農村、山村はゆったり・まったりしていて、閉鎖的で噂が広がりやすいムラ社会の地域が多いらしいです。

大して漁村や炭鉱町は気性が荒く、朗らかでも一見さんには「怖っ!」と感じる付き合いが多いようです。

 

まぁ、それは僕が人から聞いた話ってだけなので信憑性は薄いんですが、納得できる所はあります。

農業や林業は長い目で見る商売だから、そういう商売をしている人達で集まればまったりするでしょう。

対して、漁業や鉱業は肉体勝負、命を張ったガテン系。オラオラの豪快な気質が出ても納得ですよね。

 

このように、田舎と言っても全然町ごとに雰囲気は違うので、もし漠然としたイメージのまま移住を決心できても、自分に合わない町にむやみに飛び込んだら、ストレスの元になります。

多分、気が小さくてコミュ障な人は、尾鷲の漁師のじいさんと話すとビビると思います。笑

ぶしつけに聞こえる事で有名な紀州弁を、早口で、しゃがれた声でガンガンまくしたてますからね!

 

田舎暮らししたい都会人!お前に一言物申す!

あなたの思う「田舎暮らし」って、一体どんなんですか?

 

農村で農業をやって、農作物を出荷したり自分で食べたりしながら自給自足の暮らしがしたいんですか?

漁村で漁師になって、大海原に飛び出して、獲った魚をその場でさばいて漁師飯をかっ喰らいたいんですか?

それとも、山村で自伐型林業で暮らしたいんですか?ハンターになって、害獣を退治したいんですか?

 

人口100人とかその程度の小さな集落で、近所の人々と大自然とだけで生きていきたいんですか?

自然がいっぱいあって、空気もきれいで、でも国道とか出れば買物には困らない街で生活したいんですか?

それとも、小田原とか秩父とか、大阪なら箕面とか、勤務地郊外の自然豊かなベッドタウンで過ごしたいんですか?

 

それをキッチリ、自分の中で問うてみてください。

そして、自分の中の「田舎暮らし」のイメージを、しっかりと立ててください。

 

あなたが本当に田舎暮らしを望むのであれば、きちんとそれをやる必要があるはずです。

そして、具体的なイメージが立ったなら、実際に移住したい街を探したり、ネットで物件を試しに探してみたりとか、具体的なアクションに踏み出せるようになってきますよ。

 

そしたら、後は少しずつ移住プランを固めていけば良いんです。

こうすれば、「田舎暮らししたいなー」で終わらず、「田舎暮らしするぞ!」というアクティブな気持ちになり、結果的に田舎の豊かな暮らしをエンジョイできるようになるはずですよ。

 

 

じゃあの。